背中を押すチカラ

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます！

ごくまれに、友人の結婚式に間に合うように

一曲仕上げたい！という要望で

レッスンをはじめられる方がいらっしゃいます。

●キッカケはなんでもいい

ピアノ（楽器）を始めるのに、

結婚式でも何かのパーティーのサプライズでも、

キッカケはなんでもいいと思うんです。

そういう希望を持たれている方は、

おそらくその目標としている期日やイベントで

ご自身が華麗に演奏をされているシーンが

頭に思い浮かばれているんだと思います。

まずはそのイメージが必要だと思います。

逆に言うと、イメージが湧かないと

なかなかその方向には進まないんじゃないかなーと

思います。

●ド短期は大変

ただ、過去に経験があろうとなかろうと、

ド短期で仕上げるということは

正直いってかなり大変です。

日々の練習も、

もしかしたら普通にやる程度では

無理かもしれません。

かなりお尻に火がついた状態で

取り組んでもらわないといけないかもしれません。

でも、それと同じくらい先生も

大変な思いでそのレッスンに

取り組んでくれているんです。

先生は本番までの日数からの逆算で、

今はここまで出来ていれば大丈夫だろう

という予測を立ててレッスンを組み立てます。

しかし最悪の場合、

弾きやすいようにアレンジをしないと

いけないかもしれない、

というようなことまで頭に入れて

臨まれているはずです。

それくらいド短期のレッスンって

習う方も教える方も負荷がかかる代物なんです。

●言い訳しないように

おとなの方の場合、毎日の仕事や生活があります。

新しく何かを加えようと思っても

なかなか時間が取れないなんてことが多いと思うんです。

しかし、それを言い訳にしてしまうと

そもそも何も出来ないわけで。

ダイエットをしようと思っても、

運動を始めようと思っても、

ピアノが弾けるようになりたいと思っても、

結局この辺は自分のさじ加減。

いかに自分を厳しくコントロールすることが

出来るかが鍵になってくるんだと思います。

●宣言しましょう

そんなときに結構効くのが周りの人たちへの宣言です。

サプライズなどの場合は仕方ありませんが、

それ以外の場合はピアノ（楽器）を始めたことと、

目標にしている発表の日時や場所、曲目などを

先に宣言してしまうんです。

そうすると後に引けなくなりますし（笑）、

みんなが見ている状況ですので

取り組まざるを得なくなります。

今でしたら練習風景を動画でとって

SNSに投稿する、なんてのもいいかもしれません。

とにかく他人の目を使って

自分を追い込んでみるというのも

ひとつのやり方だと思います。

おとなになればなるほど効いてくる

テクニックです。

ぜひ一度実践されてみてはいかがでしょうか？

ま、かなりしんどいですけどね（笑）