イベント実施の基本。わかっていることは伝える!わからないことはきく!
初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちは~♪
今日は来月のイベントに参加するバンドのメンバーから
問い合わせがありました。
PAって何してるの?
平瀬楽器では各種イベントでの音響(PA)のご依頼をいただく
ことがよくあります。
実はイベントにおいてPAはとても重要な役割をしていますが
どんなことをしているのかよく知られていないのが現状です。
私も最初のころは正直よくわからなかったです。
学生のころはコンサート会場やライブハウスの後ろの方で
スイッチやつまみ、フェーダーがいっぱいついた機械を
触っている人を見て、なんだかかっこいいな~と(笑)
でもPAの方のやっていることを少しづつ理解できて気づきました。
PAの仕事はコンサート会場やライブハウスだけでやることでは
ないということを。
実は会議室でセミナーなどで話をする人の声をちゃんと聞こえるように
機械の調整をすることも音響のお仕事の一つなんですよね。
ホールではピアノや管楽器の発表会やコンサートは生の音をきかせる
ことが多いので司会者のマイクを準備する程度になこともあります。
エレクトーンや電子ピアノを使う場合、バンドやギター、弾き語りを
する場合などは、スピーカーを通してお客様にバランスいい音を届けます。
この音のバランスを調整するのがPAの主な仕事と言えます。
今日のバンドの方の問い合わせはイベントでどの程度の機材を
準備してもらえるのかという内容でした。
何をきけばいいの?
ライブハウスやホールではある程度の設備が整っているので使えるものが
決まっています。機材の問い合わせをしても比較的すんなり答えてもらえます。
でも普段はそういったことを行っていない場所ではすべての機材を
持ち込んでセッティングすることが必要です。
そのイベント準備をするためには「何が準備してもらえるか」を
きくのではなく自分たちの「バンドで使用する楽器の種類やメンバーの
数など」をまずは伝えることが必要になります。
例えばこのバンドは「エレキギターとベースとドラムの3人メンバーです。
その中でボーカルは2人です。」など
それによりどれぐらいの規模の機材を持ち込むか、足りないものは
ないかがわかるからです。
イベントが行われる環境(ホールや会議室、屋外など)によって
準備するものが全く違いますが、お客さんに一番いい音で聴いて
もらえるようPAのお仕事をする人は常に考えています。
PAの方がお仕事をしやすいようにわからないことは事前にいろいろ
質問してみるのがいいかもしれませんね。
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