平瀬楽器の受付をしていて一番困る問い合わせって何でしょう？

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます！

音楽教室の受付をしていて1番困る問い合わせって何かおわかりでしょうか？

なんでもいいのは困る

それは

「何か楽器をやりたいんですが…」

です。

そんな漠然とした問い合わせなんてあるわけないでしょ！と思われるかもしれませんが、実は意外にあるんです。特に社会人の方に多いんです。

例えばギターをやりたいとか、ドラムやりたいとか、この曲を弾けるになりたいとか、そういう具体的な希望をお持ちの方であれば、どんな形でレッスンをご提案すればいいかを一緒にご相談できます。

たとえば、身長が足りない場合はどうしたらいいのか、楽器をお持ち出ない場合はどうしたらいいのか、レッスン日程が合わない場合はどうしたらいいのか、等々実際のレッスンを受けるまでにあるいろんな壁を一つ一つ乗り越えていて実際のレッスンにこぎつけるための存在が受付の仕事なんですよね。

その前の段階、つまり”どんな楽器をやってみたいか”がない状態で相談を受けるのが1番困るんです。
なんとなくでも、漠然とした夢物語でも、何でもいいので、トランペットやってみたいとかピアノが弾けるなりたいとか、そういうご希望を持った上でお越しいただいて相談いただくのが1番ありがたいです。

具体的には

例えばギターが弾けるようになりたいという希望があったとしても、クラシックギターを弾きたいのかエレキギターを弾きたいのかでは全く方向性が違ってきます。

基本的な奏法はどのギターでも一緒なのですが、向かっていく先が違うとアプローチの仕方が異なってきます。

ちょっとドライブに行くのか、遠くまで行くのか、スポーツカーで行くのか、自転車こいで行くのか、そんな違いのイメージですね。

万能ではありません

すべての先生がすべてのレッスンに対応しているわけではありません。

やはりクラシックギターが得意な先生、ギター弾き語りが得意な先生、ソロギターが得意な先生、などなど色んな先生がいらっしゃいます。

生徒さんのご希望に1番近い先生を紹介することで、その方の思われているレッスンに近い形のレッスンのご提供できるのではないかと考えています。

ポピュラーピアノが弾きたいのにクラシックばっかりのレッスンも受けてもなかなか思いは達成できないのじゃないかなと思います。

もちろんクラシックはとても大事です。基礎から勉強していくことが何より上達の近道だと思います。

しかし基礎を学ぶ時間がない場合はいきなり曲から入る方が良い場合もあります。そういう場合はクラシックがっつりよりもポピュラーピアノを勉強されている先生方にお願いする方が楽しくレッスンできると思うんですよね。

 
ですので、なんとなく音楽やってみたい・楽器やってみたいよりも、

ピアノが弾けるようになりたいんですが、

ギターを弾けるようになりたいんですが　のほうがありがたいですし、

もっと具体的に

ジャズピアノが弾けるようになりたいんですが、

バードランドの子守唄をピアノ弾けるようになりたいんですが、

ゆずのようなギターが弾けるようになりたいんですが、

葉加瀬太郎のようなバイオリンが弾けるようになりたいんですが、

とか超具体的なイメージをお持ちの上ご相談いただければ、きっとわくわく気分そのままにレッスンがスタートできるんじゃないかなと思います。

どうか受付を悩ませないでくださいね！（笑）