当たり前と当たり前じゃないことと

   

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!

 

文化の違い、というとちょっと大層な話になるのですが、

自分たちの住む世界とそうでない場所との違いを感じてしまう

という出来事がありました。

 

 

●文化

 

文化とはどういう意味なのでしょうか。

毎度のことですがwikipediaで調べてみました。

 

文化(人類学的文化)とは、広く民族学で使われる文化、あるいは文明の定義とは、知識、信仰、芸術、道徳、法律、慣行、その他、人が社会の成員として獲得した能力や習慣を含むところの複合された総体のことである

 

まー、ちょっと難しい言葉ですが、

習慣ってのがキーワードのようですね。

 

 

●文化の違い

 

昨日、新しいグループレッスンが開講しました。

より専門的な方向に導くためのレッスンとして

プログラムした、当店でも初めてのレッスンです。

 

もちろん音楽のグループレッスンなのですが、

今までとはちょっと違うのは受講される方々の

バックグラウンドがちょっと違ったんです。

 

 

 

実はこのレッスン、

専門的な講師に専門的なカリキュラムをお願いし、

それなりに調整をしてきたのですが、

日程調整などがうまくいかないパターンがあり、

直前で流れてしまうということが続きました。

 

これはなんでなんだろう?と考えたのですが、

いくら専門的なコースと言っても、

これまで音楽やレッスンにあまり触れたことの

ない人たちにルールを説明しようにも

なかなか通じないんですよね。

 

 

で、わかったんです。

レッスンの振替はできませんよとか、

月謝は最初のレッスン日ですよ、とかいう

ルールはあくまでも我々の文化であって、

他の人にとっては違う文化だったんです。

 

 

 

 

●手を差し伸べる

 

この文化の壁というのは高い高い壁です。

壁のこちらがわにいる人はあちら側にいる人に

手を伸ばすことは出来ても、

その手を掴んで越えてくるのはご自身です。

 

 

これまでは自分たちの文化が当たり前すぎて、

壁を越えることにどれくらいの努力がいるのか、

なんて考えてきたことがありませんでした。

 

でも皆さんその壁をどうにかして乗り越えて

来られているから、違う文化に慣れ、

定期的にレッスンに通われているわけです。

 

 

これまで当たり前だと思っていたことが

全然当たり前じゃなかった。

それに気づけた昨日の出来事は

とってもありがたかったのかなと思っています。

 

もっともっといろいろな人にとっての異文化を

当たり前のところまで下げていく

努力と工夫をしていかなきゃいけないですね。

また一つ宿題をいただきました。

 

 

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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