結局どちらがオススメなの?個人レッスンとグループレッスン

   

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
音楽(楽器)のレッスンでよくあるパターン2つが個人レッスンとグループレッスン。

あなたはどちら派でしょうか?

 

個人レッスン

個人レッスンの良いところはなんといってもレッスン自体の柔軟さが魅力。

レッスンを受講される方の姿勢次第で、ものすごくハイスピードで進む場合もありますし、のんびりのほほんとしたレッスンになることもあります。

これは、講師がこうしてやろう(シャレじゃないですよ!笑)と思ってやることではなく、受講されている方の姿勢なんです。

当然ですが、ものすごく練習をしてこられる人はレッスンの進みが早いです。

グループレッスンと違って他に比較する人もいないのでどんどん進んじゃいます。たぶんそれは練習をたくさんしてきている人にとってはとても快適なことなんですよね。

 

たとえば受験などの場合は、基本的にあんまりのんびりしていられないこともありますので、週に1度のレッスンではなく週に2度や3度など複数回行ったりする場合もあります。

週に複数回行う場合は当然週に1度のレッスンよりもレッスンの速度は増しますし、習熟度も上がりますよね。

受験に限らず、そのように希望されればより早いレッスン、より濃いレッスンを受講することが出来ます。逆に、特に何も目標を与えることなく、趣味(まぁ、みんな趣味なんですけどね)でピアノが少し弾けたらいいやと思っていらっしゃる方であれば、レッスンに来ることが目的になってしまいますので、必然的に進み方も緩やかになってしまいます。

これが個人レッスンの柔軟さです。

 

グループレッスン

一方グループレッスンの良さは輪の持つ力です。

グループレッスンでは人と合わせる(合奏をする)楽しさ、励ましあう尊さなど、いろいろな大切なモノが詰め込まれています。

もともと知っている人たち同士でしたらなおさらですが、知らない人たちとたまたま繋がることも魅力です。たとえばヤマハ音楽教室のようにお子さまのレッスンであれば、お母様同士のつながりってとても大切です。年月がたってもお母様同士でランチに行ったりされているのをたまに伺ったりします。

出会い系ではありませんが、学区や地域を超えたつながりというのはみなさんにとっても大切なようで、レッスン自体での力にもなりますし、レッスンを離れたところでも充実感を得るものになります。

 

どちらがオススメ?

レッスンを受けられる方のやりたいことによっては個人レッスンとグループレッスンのどちらに向いているor向いていないがあると思います。

それは向かう道のりの違いで、どちらがいいとか悪いとかは一概には言えないんです。

 

ただ、こういう時にはこの形という定番のものはあります。

例えば先に出てきました受験の場合はグループレッスンではなく個人レッスンじゃないと無理です。

おとなの方がオカリナでアンサンブルを楽しみたいとなれば、グループレッスンがそれに近いのかなと思います。

 

可能であるならいろんな形のレッスンを経験してもらい、ご自身に合うレッスン形態を探されるのがいいんじゃないかなーと思います。

これが正解、はきっとありません。どちらも正解だと思います。

 

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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