エレクトーンの可能性
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
昨日はEF、エレクトーンフェスティバルでした!
●アンサンブルのコンクール
エレクトーンのコンクールは年に二回ありまして、
春はソロ、秋はアンサンブル。
昨日は、発表会のようにエレクトーンを7台並べ、
クラシックから自作曲まで幅広いジャンルの
演奏・パフォーマンスでステージを熱く盛り上げてくれました。
発表会と違うのはコンクールということ。
いわゆる審査員がホール客席の真ん中に陣取り、
講評と評価をつけてくれます。
うまく評価されれば兵庫県の大会に進出という
流れになっており、昨日も2つの団体が次の大会へ
駒を進めることになりました。
●待機場所が舞台
昨日使わせていただいたホールは
舞台の設計上の問題でいわゆる舞台袖のスペースが
極端に狭く、待機場所が作りづらいホールです。
ピアノの発表会程度だったら数人ですので
問題はないのですが、昨日のようにアンサンブルだと
人数も多く、そのうえ関わっている先生方の数も
多いので舞台袖は常にギュウギュウ状態。
それでも頻繁に舞台に出て進行をしないと
いけないので、昨日は舞台に釣ってある袖幕の
裏側を陣取り、舞台上の客席から見えない部分を
個人的な待機場所にして使わせてもらっていました。
いつもは暗くて閉鎖された場所から舞台を
見守ることしか出来ませんでしたが、
昨日は同じ明るさで数歩進めばエレクトーンがある
という環境でしたので、
演奏している子どもたちの様子も
しっかり見ることが出来て新たな発見がたくさんありました。
●アンサンブルしてる!
近くで見ていたということもあり、
昨日出場してくれたグループの中の幾つかは、
奏者がお互いに目を見合わせて
演奏する・合わせるということをしているのを
感じました。
あ、これはアンサンブルしてる!そう感じたんです。
エレクトーンという楽器はリズムが出せる楽器です。
ドラムの音でズンチャズンチャ鳴らして、
それに併せて弾くとズレることもありませんし、
合奏としては成り立ちます。
しかし、それはただリズムを聞いて
リズムにあわせて演奏をしているというだけで、
互いが互いの音を聞いて合わせている
という感じではないんですよね。
いわゆるオーケストラや室内楽、吹奏楽などに
代表されるアンサンブルの感じとは
少し離れた部分にエレクトーンという楽器が
あるのかなと感じていたのですが、
そうではなくて、楽器は違ったとしても
音楽の大切な部分は一緒なんだと
感じることが出来ました。
大きな舞台で、これまで積みかせてきた
演奏を誰かに聞いてもらうことの喜びを
懸命に表現してくれようとしている
生徒さんたちの姿はとても感動的でした。
音楽の根っこの部分、
エレクトーンの楽器としての可能性、
そんなものを感じた昨日のイベントでした。
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