うるさい音量、うるさい音質

   

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!

 

BGMって気になったことありますか?

 

●飲食店のBGM

 

一昨日、まだオープン前のカフェで

ごはんを食べるという機会がありました。

 

まだ少し工事が残っているんだけど、

半ばレセプション的な感じで伺ってきたわけです。

 

食べ物や飲み物はプロが作ってますので問題なし。

ただ、残念なのはBGM用の設備が

まだつけられていなかったんです。

 

食事をして歓談をして、そこで誰かが気づいたんだと

思うのですが、

自分のiphoneを使ってやや大きめの音量で

BGM的に音楽をかけてくれたんです。

 

 

●うるさい

 

おそらくそれほどの音量は出ていなかったと

思うのですが、一番遠いところに座っていた

我々の席では、そのiphoneから流れる音楽が

非常に耳障りなBGMになっていました。

 

おかげでやんわりと音量を下げてもらう

お願いをする羽目になったんです。

 

 

 

で、翌日(昨日)。

別の飲食店に足を運びました。

そこはシェアキッチンという仕組みで、

一日いくらという形でお店自体を

貸し出ししているところなんです。

 

キッチンやトイレ、食器類はもちろん、

BGMの設備も整っていました。

 

そして店内では小さくなく、

そして大きくない程度の音量で

BGMがかかっていました。

 

 

●スピーカー

 

iphoneの音量だとうるさくて、

きちんとしたスピーカーだと

じゃまにならない音量って

どれくらいのものなんでしょうか。

 

 

 

これは実は音量ではなく音質の問題が

大きいんです。

 

iphoneのような小さなボディだと

設計上ちゃんとしたスピーカーをつけるのは

難しく、また、聞き取りやすい音をだすために

高音部分を強調した音質になってしまいがちです。

 

こうなると、少し大きめの音量で音を鳴らすと

非常に耳障りになったりします。

 

 

逆に普通のスピーカーだと音質的にも

落ち着いた音を出すことが出来ますから、

多少音が大きくても耳障りになることはなく、

店内隅々まで音を届けることが出来ます。

 

 

●BGMとは

 

BGMとはBack Ground Musicの略です。

あくまでも音楽は何かのうしろで流れているもの。

まったく無いと寂しいのですが、

主張しすぎるとうるさく感じます。

 

「このアンプは○ワットでスピーカーが

△△ワットだから~」とかいうことはさておき、

その空間に滞在したときに

心地いい環境を作ることが出来るような

音量や音質というものが存在します。

 

たかがBGMではありますが、非常大切な部分。

いろんなお店に行ったときに

BGMにも耳を傾けてみるのも

いいかもしれませんね。

 

 


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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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