音楽教室で使うのはなぜエレクトーンなの?

      2016/09/14

初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器のスタッフ平瀬慶子です。

こんにちはー♪

 

エレクトーンの新しい機種「ステージア ベーシック」が当教室にも届きました!

 

どんな楽器?

 

どんな楽器かというと・・・音楽教室のグループレッスンで生徒さん達が

使う鍵盤楽器です。

 

発表会のステージなどではカスタムモデルなどさらに上位機種を使いますが

教室で主に使うのはこのエレクトーンです。

 

 

どうしてエレクトーンを使うの?

 

そうなんです。良く聞かれる質問に多いのが

・弾くのはエレクトーンなんですか?

・なぜエレクトーンなんですか?

・ピアノは弾かないんですか?

・いつになったらピアノを弾くんですか?

 

・うちはエレクトーンじゃなくてピアノを習わせたいのですが。

・自宅にはピアノがあるので

 

色々お問い合わせいただきますが

 

 

 

ちゃんと理由があります。

 

音楽教室のグループレッスンでエレクトーンを使うのかには

ちゃんとした理由があります。

ひとつめは

 

無理がない抵抗の軽い鍵盤を

 

幼児(4歳~5歳)は指が発達途中です。コップを持ったりする手も落としてしまうんじゃないかと

不安がありますよね。

これから発達していく指に無理な負担をかけるのではなく

きれいな形で鍵盤にタッチできるように考えています。

 

そしてもうひとつ理由があります。

 

教具としてのエレクトーン

 

音楽教室ではまず鍵盤(ピアノ)をひく事だけを学んでもらうのではなく

いろいろな音に触れてもらい、違いを感じる耳を作ることを考えています。

 

ですからエレクトーンのレッスンをしているのではなく

エレクトーンを色々な楽器の音が出る教具(道具)として使っているのです。

 

 

トランペットやヴァイオリン、ティンパニー、ギターなど

その楽器はどんな音がするのか

色々な楽器が重なるとどんな風に聞こえるのかも感じてもらっています。

 

 

6歳くらいまでに耳を育てる

 

ピアノを習っているとピアノの名曲や名演奏を聞かせたくなります。

でも小さなうちはピアノの音はピアノの音なんです。

大きい小さいだけではない各楽器の音色を聞き分けたり

楽しい、暗いといったイメージも聞き分けられるのは

耳が飛躍的に発達する6歳くらいまでに素地を作っておくといいでしょう。

 

 

大きくなっても

 

音楽教室のグループレッスンでは中学生になってもエレクトーンを使います。

それはアンサンブルをするためです。オーケストラや吹奏楽、ビックバンドが

そこにいるように演奏してくれます。

 

教室に色々な楽器を全て用意することは出来ませんが

その楽器を演奏しているつもりでメンバーが呼吸を合わせて演奏します。

例えばトランペット。ファンファーレを吹いているのかオーケーストラの一部分で演奏している

かによって音の出し方が違います。そんな細かいことをメンバー一人ひとりが考えているんです。

 

グループレッスンを続けている方の中には自宅にはピアノしかないです。

という方も多いです。

 

 

大人になっても

 

大人になっても楽器を演奏することが、ほかの人と一緒に何かやることが

得意な人が育っています。

 

発表会などでその様子を見てくださいね。

 

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三田で生まれ三田で育った三田っ子。平瀬楽器では主に教室の受付や販売を担当しています。実は発表会のアナウンスも頻繁に担当しています。2015年ヤマハスクールアドバイザー認定を受け、保護者の皆様からの様々なご相談をお伺いしています。 中学から始めたフルートとピッコロは現在も地元の吹奏楽団で続けています。

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