地域の歌声喫茶で笑顔が広がる
初心者のための音楽サービス専門店
平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちは~♪
最近、歌声喫茶のような地域活動があちこちで行われていうるのはご存知ですか?
声を出すって気持ちいい
田舎の方では特にご年配の方々が地域の公民館やコミュニティセンターのようなところに集まってしばしの時間を楽しむ活動があります。いわゆる地域のコミュニケーション活動ですがその活動内容は様々です。
手芸や工作をされることもありますが、最近は歌をうたうことを取りいれていらっしゃるところが増えてきました。
歌をうたうということは沢山の息を吸います。さらに大きな声を出そうと思うと顔を上げて歌いますので姿勢が良くなります。大きな声を出すとからだの代謝も良くなりますので健康のためにもとても良さそうですが、何より気持ちいいでしょうね。
最近当店の講師がご自身のお住いの地域で歌声喫茶の活動のお手伝いとして活動を始められました。
伴奏者も楽しくなる笑顔
この地域の歌声喫茶の良いところはみんなで歌うこと、曲をカラオケではなく歌うことです。
参加している皆さんのペースに合わせて歌いたい曲を思いどおりに歌う、人と一緒に楽しみながら歌うことです。
そのためには様々な曲をささっと伴奏してくれる人が必要になってきます。
地域にお住まいのピアノを弾ける人ということでこの講師に白羽の矢がたったわけです。
最初はあまり経験がない歌声喫茶活動でしたので先生も練習に苦労されたようです。
回数を重ねるごとにコツがわかってきた!とおっしゃっていました。
最初は色々な心配をされていましたが、最近は「なんとかなるだろう!」と(笑)
知らない曲が・・・
ただ少しだけ困ることがあるそうです。
それは「分からない(知らない)曲がかなりある(歌われる方とかなり年代が違うので)」ということでした。
題名を聞いただけではどんな曲かわからないものがたくさんあります。
そんな楽譜を探すのに少々苦労されているということでした。
たくさんの楽譜が載った本から探すのですが、索引を見て探しても題名が同じで違う曲だったり
同じ曲ですが楽譜集によって題名が違いどれかわからないこともよくあります。
今回のリクエスト曲にも「故郷の空」という曲がありました。
無いな~と言いながらインターネットで探してみたところ、この曲はスコットランド民謡の「Comin’ Thro’ the Rye」という曲が原曲でした。
これではピンとこない人もいらっしゃるかと思います。
日本では[秋の空」や「麦畑」といえばわかる方もいらっしぃますね。
私なドリフターズの「誰かさんと誰かさん」と言われてやっとわかりました。
こんな風に昔から馴染みのある曲ですが世代や国によって題名が違う曲って世の中には
たくさんあります。
そんな曲を探してみるのも面白いかもしれませんね。これは面白い発見でした。
この活動はほぼボランティア。活動中以外にも準備のために楽譜を探す時間も練習時間も必要です。でもうたっていらっしゃるみなさんが本当に楽しそうで本当に歌だ好きなんだと伴奏しながら感じられるのが良くて・・・とおっしゃっていました。
これからももっとたくさんの笑顔が広がるといいですね。
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