ピアノ経験者の勘違い

   

初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器のスタッフ平瀬慶子です。

こんにちはー♪

 

 

先日の出来事です。

 

保護者の方から

うちの子、中学生になって吹奏楽部に入り管楽器を始めたのですが、

まだまだまともに音も出せないんです。

と相談を受けました。

 

管楽器のレッスンを受けてみてはいかがですか?

とオススメしたところ

 

 

保護者の方は

レッスンを受けるならちゃんとしていかないと

 

「ちゃんと」ってどういうことですか?ときいてみると

ちゃんと音が出て、ある程度演奏できる曲を見てもらうこと。

 

 

えーーーーっ!

 

実はこの生徒さんは小さな頃から当店の音楽教室に通っていただいています。

小学生高学年の頃はピアノに一生懸命取り組んで発表会やコンクールに参加していただいていました。

そうするとコンクール前などに「特別アドバイスレッスン」を受講したりする事もありました。

そんな経験をされていて楽譜も読めるのでレッスンを受けるならある程度

演奏できるようになってからじゃないとと。

 

 

また学校のクラブ活動でも

各楽器の指導に来られる指導者がいらっしゃいます。

特にコンクールや演奏会前にこられていることが多く、その曲をいかに演奏したらいいかを

指導依頼されてが多いです。

 

だからある程度曲を演奏できる状態になってからレッスンなんだと思っていらっしゃいました。

 

それは間違いです!

 

まずは基礎的なことをプロに教えてもらうべきです!

 

ピアノは鍵盤をたたけば音が出ます。でも楽譜の読み方やリズムといった基礎から学びますね。

 

管楽器はその更に手前の音を出せるようになるところから始まるのです。

どのように演奏するかを教えてもらうのではなくどうのように音を出すか

から教えてもらうのです。

 

 

ヴァイオリンのレッスンでは楽器の構え方で、チェロのレッスンのでは弓の動かし方で

レッスンが数ヶ月たってしまうコトも。

でもその基礎がちゃんと出来てこそ、いい音色でいい演奏ができるようになるのです。

 

近道できる

 

何かを始めようとするときいろいろ疑問も不安もありますが

プロに基礎から教えてもらうコトとそれは上手になる近道を教えてもらっていると

思っていただけるといいかなと思います。

 

 

今回の生徒さんはわずか2回のレッスンでラクラク音が出せるようになりました。

部活の先輩からも驚かれたそうです。先輩もレッスンを受けたいとおっしゃってるそうです。

 

楽譜が読めなくても

 

楽譜が読めなくても大丈夫?

大人でも出来ますか?

 

 

大丈夫です!

 

 

管楽器は楽器本体の値段も高くなかなかスタートしようと思っても敷居が高く感じられる

かもしれませんがどうせやるならちゃんとできるようになってくださいね。

 

平瀬楽器は初心者のための音楽サービス専門店です。

まずはご相談ください。お待ちしています。

 

 

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三田で生まれ三田で育った三田っ子。平瀬楽器では主に教室の受付や販売を担当しています。実は発表会のアナウンスも頻繁に担当しています。2015年ヤマハスクールアドバイザー認定を受け、保護者の皆様からの様々なご相談をお伺いしています。 中学から始めたフルートとピッコロは現在も地元の吹奏楽団で続けています。

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