伝統を後世に残す
初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちは〜♪
今朝は少し涼しくなりましたね。朝夕はこれからどんどん過ごしやすくなりますね。
さてお盆の準備は整いましたか?
今日は早朝から吹奏楽団のコンクールに出場してきました。出演順が早かったのでお昼過ぎには三田に帰ってきました。
その後すぐに実家にお墓まいりのつもりで顔を出しました。
田舎の伝統
私の実家は三田の奥の方なのでいろいろなお盆のおつきあいや準備があります。
(もちろん街中にお住いの方でもお盆の準備をしっかりされる方もあるかと思いますが…。)
実家の仏壇にはナスビやキュウリの乗り物や果物、そしてお供えの食事が準備されていました。
また父がたいまつを作っていました。これは街中では各家に盆提灯を吊るすのと同じ意味があるようです。
子どもの頃からいつもこの時期になるといろいろなものが並んでいるなぁとおもいつつ、特にどんな意味があるのかを知ろうとせずに過ごしておりました。
もちろん宗派によっても地域によってもすこしずつ違いますので全く同じお供えというのはないかもしれませんがそれぞれに意味がということをいまさらながら知りました。
各家庭ならではの伝統やしきたりというものがそれぞれにあると思います。準備など多少面倒臭い気がしますがきちんと受け継がれているのはいいことだなぁとおもいます。
後世に伝える
バッハやモーツァルトといった有名な作曲家が残したクラシック曲。
みなさんもご存知のように現在に残された楽譜を見ても作曲家が意図する本当の演奏方法はわかりません。
現代の各出版社の方々がこれまでに研究を重ねてこうではないかという楽譜が販売されています。
出版社や研究者によって解釈が変化することもありますがその曲を大切に思う、今後にも残していきたいという気持ちは同じだとおもいます。
ピアノを指導する先生方は生徒さんにピアノを楽しむという喜びとともに、各時代の音楽を伝えていくということをされています。
作曲家の思いや研究している人の思いも含めてピアノを習っている人は、楽譜に書かれていること、書かれていないことをきちんと学び演奏し楽しんで欲しい、そしてまた後世に残して欲しいとおもいます。
日本の伝統、住んでいる地域の伝統、そしてお供え世界各国の伝統をいろいろな形で残しましょう!
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