OK?NG?ピアノと日差しの関係

   

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!

 

台風一過、暑い日差しが再びさしてきましたね。

今日はそんな日差しのお話を。

 

●ピアノと日差し

 

ピアノにはフルカバーをかけて保管しましょう、

というのは一昔前の話。

いまは大きなカバーを掛けてしまうと、

練習しなくなるという理由でカバーをしないという

お家が増えています。

 

また、カバーをしたとしても足元までのカバーではなく、

半分くらいの丈のものをお選びになったりすることが

多いようです。

 

 

たしかにカバーを掛けてしまうと、

覆っているカバーをよけて、ピアノの蓋を開けて、と

手順が増えますのでどうしても練習の習慣を作りにくいのは事実です。

 

しかし、カバーにはカバーの役割があります。

それは日差し対策なんです。

太陽から照りつける直射日光は意外にもピアノを傷めるんです。

 

 

●木目のピアノ

 

昔に比べると随分人気が高まっているのが木目のピアノ。

最近はモダンなお家が多いので、家の中のインテリアの

一つとしてお選びいただくことも多いようです。

 

しかしこの木目のピアノ、直射日光にはちょっと弱いんです。

 

せっかく美しい木目のピアノも直射日光を浴び続ければ、

きれいな木目がだんだん焼けていきます。

ピアノ内部の温度も上昇しますので、いやが上にも

乾燥傾向になっていきます。

 

 

●黒いピアノ

 

では黒いピアノだったらどうでしょうか。

 

黒いピアノの方が直射日光に対して強そうな感じが

するかもしれませんが、実は黒いピアノでもまったく一緒。

というより、むしろ黒いピアノの方がダメージは

大きいかもしれません。

 

というのも、内部の傷み方(乾燥傾向になるの)は

木目のピアノも黒いピアノも同じなのですが、

直射日光を浴びたときの外装の焼け具合が

黒いピアノの方がよく分かるんです。

 

直射日光を浴びていない他の黒い部分と比較すると

一目瞭然なわけなんです。

 

 

●ご注意を!

 

ピアノを置く際の注意事項として、直射日光を

避けるためにできれば家の内側の廊下に向かって

設置をしていただくのが安全なのですが、

それがどうしてもかなわない場合は窓際でも

直射日光を避けられる場所に、

それも無理ならカバーをしていただくなど、

段階に応じて色々と対策が考えられます。

 

ピアノは直射日光以外にも空調に対しても

大きな影響を与えられますので、

それらのことを総合して考える必要があります。

空調に関してはまた別の日にお話させてもらいますね。

 

 

ともあれ、直射日光をピアノに当てるということは、

百害あって一利なし。

出来る限り注意を払っていただくことが

ピアノにとってもベターだということを

覚えておいてくださいね!

 

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1973年兵庫県三田市生まれ。三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師としてご家庭やホールなどをまわりつつ、ギターやピアニカ、カスタネットなど、いろんな楽器の修理もできるみたい。 楽器修理以外にもコンサートや落語などのイベント企画や進行業務と音響業務が得意科目。イベントの時に舞台袖に置いておくと全体的に役に立つ便利なナイスガイです。

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