スタッフみんなでワークショップ☆ギター弦交換実習
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
わくわくワークショップ
当店では月に2回ミーティングと勉強会を行っています。(この日の記事でネーミングを考えた結果、勉強会は「わくわくワークショップ」になりました(笑))
今日はその勉強会で、みんなでギターの弦交換を勉強しました。
ぼくは(一応ピアノの調律師ですので)ギターとかの弦交換は割りと得意な方なんですが、他のスタッフがどうしても苦手でなかなか覚えられないということなので、みんなで一緒に勉強しよう!ということになり、楽器をたくさん持ってわくわくワークショップが行われる藤原台センターへ行ってきました。
ギターの種類
本日の教材はクラシックギター、アコースティックギター、エレキギター。それとバイオリンとウクレレです。
最後の2つ(バイオリンとウクレレ)に関しては、ギターの弦交換を覚えてしまえば応用編として出来るようになりますよ、というお話をするためと、楽器として似ているところと違うところを知ってもらうために持って行って見てもらいました。
※右からアコースティックギター(フォークギター)、バイオリン、クラシックギター、上にあるのがウクレレ(コンサートタイプ)
アコースティックギターとクラシックギターはこういう違いがあるんだよ、みたいな感じの座学を手短に行ったあと、早速実践。
まずはアコースティックギターの弦交換を行いました。
張ってある弦の外し方、ブリッジピンの外し方、弦の巻き方、etc
スチールの弦は怪我をしやすいのでその点のみ口酸っぱく注意しました。
続いてはクラシックギター。
アコースティックギターと似ているようで違うところがたくさんあるのがクラシックギター。
スチール弦とナイロン弦の違いだけではなく、弦の止め方や巻き方にもそれぞれ違うルールがあって、見ている印象ではどうやらクラシックギターに1番苦労していたような感じです(笑)
最後はエレキギター。
弦の交換自体はクラシックギターやアコースティックギターに比べて随分簡単なのですが、オクターブの調整やブリッジのフローティングなど、弦交換の際に調整すべきところがたくさんあるんです。
どうしてもクラシック畑の人間からするとエレキギターというのは下に見がちではありますが、なかなかどうして繊細な楽器だということを伝えたところ、それなりに新しい発見があったようです。
あーよかったよかった(笑)
バイオリンとウクレレも
当店は音楽教室がメインの店舗ですので、店番をしていてもバイオリンに触る機会というのはほとんどありません。
なので、今日はギターの弦交換作業の合間にバイオリンとの共通項やウクレレとの違いなどもはさみつつ、実際の楽器を触ってもらい、糸巻きの形状や弦の張り方、コマの状態などがこうなっているんだーってなことを和気あいあいとお話しながらながら勉強しました。
今日の実習で一通りのことは教えました。でもこれでいきなり完璧とは思えません。やっぱり弦の交換は量稽古なんです。何度も繰り返し行うことで着実に上手になっていきます。
お客様の楽器をお預かりして作業をすることがどれだけ緊張することかということも知ってほしいのですが、そういうことに怖がらずにどんどん手を出していってもらいたいなと思っています。
そして、自分でもできた!という小さな自信を積み重ねていってもらえればなと思っています。
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