Ｈｚってなんだろう？ピッチってなんだろう？

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます！

昨日、調律に伺った先でのお話で

「ピッチ」が少し話題に上がりました。

●ピッチ

そのご家庭はお子さんがバイオリンをされています。

お母様がピアノを弾かれるということもあり、

少し大きめのグランドピアノをお持ちのご家庭です。

バイオリンやトランペット、フルートなどをされる方が

ご家族にいらっしゃる場合、調律の作業は

だいたいこの質問から始めます。

「ピッチはどうしましょうか？」

でも、この質問に即答できる方って意外と少ないんです。

たいていは

「え？ピッチって？」

みたいな反応なんですよね（笑）

ピッチ（Pitch）をwikipediaで調べてみると、

こんな事が書いてありました。

ピッチ（周波数）

音高。音の高低のこと。楽器の音、発声音（アクセント）などにおいて良く用いられる。

●ピッチとは

いつもの通りwikipediaは正しいことが書いてあると

思うのですが、何が書いてあるのかはよくわかりません（笑）

「ピッチはどうしましょうか？」

この質問の場合のピッチとは楽器の基準に

なる音程のことを指します。

ピアノであれば真ん中のラ（Ａ）の音が

440Hzなのか、442Hzなのかを指示してもらいます。

もちろん441Hzっていうのもありますし、

439Hzってのあります。

ピアノ単体で演奏する場合、基本的に意識して

いただく必要はないのですが、他の楽器と

合わせる際にはこれは重要になってきます。

特にバイオリンなどの弦楽器、トランペットや

フルートなどの管楽器の場合はこれが大切なんです。

●意識していない

中学一年で吹奏楽部に入部し、先輩から

アレヤコレヤ教わって順調に成長してきた

部員さんがいたとします。

それでもおそらくチューニングのことや

ピッチのことはきちんと教わっていないと思います。

チューナーで合わせるのよ、その音は高いor低い、そ

ういう程度の認識だったりすることがほとんどです。

Hz（ヘルツ）ってなんだ？っていうことも

結構あるんじゃないかな。

ま、それくらい意識していないんでしょうね。

逆に言うと、意識しなくても問題ないんだと思います。

●チューナーってどう使うの？

昨日のお客様もそうでしたが、チューナーの

使い方がわからない。

もっというとチューナーの選び方がわからない、

とおっしゃっていました。

先日のメトロノームの勉強会もそうでしたが、

もしかすると鍵盤系のスタッフが多いので

チューナーに関する説明がちゃんと

できていないのかもしれません。

そこはちょっと反省ですね。

●しらなくても弾ける

先程も書きましたが、ピアノやエレクトーンの

人たちにとってピッチはそれほど普段から

意識する必要のあることでありません。

しかし、ピッチが変わると音色がどう変わるのか。

ピッチってそもそも何なのか。

そういうことは少し興味を持ってもらっても

いいのかなと思います。

今日はあえて答えを書きません（笑）

ピッチってなんだ？って気になる方は

調べてみてくださいね！

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