全国から三田に集合!ピアノ合宿ってどんなことやるの?

      2016/08/24

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!

 

赤松林太郎先生の特別レッスンを定期的に受講されている「兵庫三田ピアノアカデミー」という特別なクラスがあるんです。

これは全国各地のコンクールに挑戦したりしているとってもスペシャルな人たちなんですが、

その特別レッスンの人たちを中心にした夏期講習を先月末に行いました。

 

ピアノで夏期講習?

 

夏期講習といってもどこかの施設に泊まりこんで朝から晩までピアノを弾きまくる!みたいなのではありません。

2~3人一組のグループを作り、互いにレッスンを聴き合う形で進めるです。

お互いにレベルの高いもの同士なので、レッスン見学でも気づく部分が多いんですね。

 

このグループレッスンは赤松先生のアイデアで行っているのですが、赤松先生自身が浜松国際ピアノアカデミーで受けられたレッスンの形式がこのグループレッスンだったそうなんです。

 

自分のレッスン以外に長い時間拘束されるわけですから集中力も必要です。

アカデミーの生徒さんの多くは小中学生ですので、45分☓3人=135分のレッスンは正直短くありません。
きっとへとへとになると思います。

でも、ここで得た気付きはとても大きいようで、毎年精力的に参加してくださっています。

 

 

レッスン以外も大切

 

ピアノって基本的に1人で弾くものじゃないですか。

練習も当然1人。レッスン室にこもりっきりになって、孤独なんですよね。

特に全国大会に進むようなお子さんたちは練習時間も必然的に長くなり、孤独感も増すはずなんです。

 

でも、ここにはそんな同じ境遇のメンバーが集まってレッスンを受けるんです。

1人じゃないんだって思えるんです。

これって心強いですよね。仲間ができるんですよね。

 

レッスン以外の時間には交流の時間も作ったりして、子供だけじゃなく親御さんどうしも色々とお話をされています。

同じような環境でがんばっている子供さんを持つ保護者の苦労も共有できるようで、距離が一気に縮んでいるようです。

 

 

全国区です

 

この合宿には毎年全国各地から参加されています。

最初は兵庫県外から来られることがすごいなぁと思っていたのですが、最近ではすっかり慣れてしまいました(笑)

 

ちなみに今年は、兵庫県はもちろん、愛媛県、山口県、岡山県、広島県、宮崎県と色々なところから参加してくださいました。

 

我々にとっても、全国各地の人たちがこの地に集まってくださるということはとても嬉しいことですし、みなさんの口から三田という言葉が出ることがうれしいんですよね。

実際には赤松先生のレッスンが魅力的だから受講しに来られているのですが、そのレッスン前後の関わりで、少しでもこういうことをキッカケにして我々の町や我々のお店のことが少しでも記憶に残っていればいいなぁと思っているんです。

 

うれしいお知らせ

 

そんな折、こんなハガキが届きました。

IMG_5834

 

今回の合宿に広島から参加してくれた仲良し二人組みからのハガキでした。

合宿でのお礼に加え、今年のコンクールの結果、そして「また行きます」、というコトバで締めくくってくれていました。

 

 

我々はこういうときには完全に裏方の黒子です。

でも、ほんの少しの関わりの中で一回こっきりの関係ではなく、継続する関係を構築できることが嬉しいなと思いました。

また来てくださいね、待ってますよ!

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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