悩んでないで○○に相談しよう!

   

初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちは~♪

春ですね。
4月から高校や中学生3年生というお子さんは進学先について考えはじめていたり、すでに決定している時期だと思います。
特に高校生は大学受験の準備、勉強に励まれているでしょうね。

先日中学生のお母様より進路についてのご相談がありました。
お子さんの進路希望は音楽高校へ進みたいとのことでした。しかし音楽経験のほとんどないお母様はどんなことをすればいいのか全くわからないとのことでした。

では実際音楽高校に行くためには何が必要なのでしょう。

ふと~い学校案内!

受験生には昔から定番の赤本というのがありますね。
音楽の世界にも国内の音楽大学や音楽高校、音楽の専門学校の案内が1冊にまとめられたものがあります。まずはその本に載っている各学校の募集要項を参考にしましょう。

音楽高校といってもいろいろな学校があります。その学校をどうやって(楽器の種類)受験するのかはまず重要なポイントです。
学校によっては受験できる楽器の種類が限られていることもあるからです。このメインで受験する楽を【主科】と呼んでいます。管楽器、バイオリンなどの弦楽器、パーカッション(打楽器)、そして声楽。忘れてはいけませんね.もちろんピアノです。

この主科のレベルは音楽高校に行きたいと考える方々にとってとても重要です。
もしかしたら音楽大学に行くよりも対象の学校数や募集人数も少ないので狭き門になるのではと考えられます。

例えば吹奏楽部で楽器を演奏しているからと今までに専門の先生に指導を受けたことがないのであればまずは専門の先生にご自身のレベルをきっちり見てもらうといいでしょうね。

またこの主科以外に【副科】として管楽器、弦楽器、声楽の方はピアノ、ピアノの方は歌が試験科目の一つにあります。

そして【主科】【副科】の試験の他にも音楽の基礎として【楽典】【ソルフェージュ】の試験があります。

楽典やソルフェージュってなに

楽典はいわゆる音楽や楽譜の決まり事です。例えば♪が8分音符ということも、この楽典と呼ばれるの決まりごとのひとつです。
その決まり事を専門的に学ぶのが楽典です。

ソルフェージュは言葉の意味としては楽譜を読むことを中心とした基礎訓練と定義されています。レッスンでのソルフェージュは主に楽譜を見て正しい音程で歌うことをトレーニングします。その他に聴いた音を楽譜にする聴音のトレーニングも行います。

この楽典、特にソルフェージュは繰り返し練習することで身につくものですので、できる限りはやくはじめるのがいいと言われています。

よく英会話を学ぶのに英語をたくさん聴いてカタコトでも使う(話す)といいと言われていますが、このソルフェージュも同じことが言えますね。

カラオケでとても上手に歌われる方はたくさんいらっしゃいますが、伴奏など基準になる音がない状態で正しい音程で歌うのは結構難しいことですよ。

とにかく音楽高校を目指すのであれば早め早めにその道のプロに相談し、自分が今何をするべきかを知ることが大切です。
ご家族の中だけで悩んでいないで学校の先生や楽器店に相談してください。

 

 

平瀬楽器 三田センター 079-563-3600 までお電話ください。

 

 

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三田で生まれ三田で育った三田っ子。平瀬楽器では主に教室の受付や販売を担当しています。実は発表会のアナウンスも頻繁に担当しています。2015年ヤマハスクールアドバイザー認定を受け、保護者の皆様からの様々なご相談をお伺いしています。 中学から始めたフルートとピッコロは現在も地元の吹奏楽団で続けています。

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