ご存知でした?雪と気温とピアノの関係
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
雪です。
しんしんと降っている様子もつもっている様子も、とてもきれいですね。
ご存知でしたか?雪って降っている時は寒いんですが、つもると少し暖かくなるんですよね。
とにかく寒い
当店の所在する三田市はとっても寒い地域です。このシーズンは雪がほんとうにたくさん降ります。
でも全然つもらないんですよね(もちろん奥のほうに行けば別ですが)。
つまり、三田という土地は、雪は降れども全然つもらず、寒さだけがつのる非常にキビシイ街なのです。
そんな寒い中、今日は三田の北部に位置する町に調律に伺いました。
そこは三田よりも基本的に気温が低い地域でして、夏も比較的涼しく、冬は極寒。ですので暖房設備が非常に整っている、北海道のようなイメージの地域なんです(ちょっと言い過ぎかな?)。
そういう地域のピアノが一体どういう風になっているかご存知でしょうか?
寒さとピアノの関係
実は寒い地域のピアノって、気温の変化があまりないので状態は良いんです。
ピアノにとってはその場所が暑いとか寒いとかが問題ではなく、気温の変化が問題なんです。
ですので、ずっと寒いっていうのは実はピアノにとってはベターなんですよね。
もちろん、気温の変化が問題ということであればずっと暖かいというのもベターになるのですが、やはり湿気のことを考えると、暖かいよりも寒い方がピアノにとっては過ごしやすい環境になるわけなんです。
ですので、今日伺ったお宅のような、ずっと寒いところに置いてあるピアノというのは比較的状態良かったりするんです。
今日も1年ぶりの調律でしたが、大きなくるいもあまりなく、内部もくるいが少なく、ごきげんな状態でした。
もちろん寒いという事は練習がしにくいという事につながりますので、学習者・演奏者(まぁ、つまりお家の方)にとってはあまり良い環境ではありません。でも、ピアノにとってはベターなんですよねぇ。
環境変化
練習をするのに寒いからといって暖房をガンガンガンガンかけてしまうと、お部屋の温度が一気に変わります。
当然湿度が上がると同時にピアノの結露にもつながります。人は寒い場所はイヤですし、ピアノは急に暖かくなったりするのがニガテなので、お部屋の温度の調整というのは細心の注意が必要なんです。
今日はちょっと寒い中調律をさせていただきましたが、これはこれでいいかもなぁと思った次第です。
皆さんのお宅のピアノってどういう環境に置かれてますか?
あったかい場所ですか?寒い場所ですか?
それによってピアノの状態って大きく変わります。少し注意して見てもらってもいいかもしれませんね。
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