実はとっても大事！イベントのBGMについて考えてみた

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます！

イベントとヒトコトで言ってもいろんな会場がありますよね。そのそれぞれでかかっているＢＧＭについてどうお考えですか？

そもそも必要なものなのか

コンサートやその他イベントの会場に行くと大体BGMってかかってますよね。

これって皆さん聞いてますか？別にBGMなんかなくたって時間が経てばイベントはスタートするわけですし、逆にBGMがないシーンとした会場ってちょっと嫌じゃないですか？
それに、本番に向けて徐々に気持ちを高めるという意味でもBGMって結構大事なもんじゃないかなと思っています。

そもそも論として必要か必要じゃないかと問われると、やっぱり必要なんじゃないかなと思うんです。必要というよりはいうよりはあったほうがいいって感じかもしれませんが。そんなBGMをかけるのもイベントの音響さんの仕事になります。

今日はヤマハ音楽教室のジュニアオリジナルコンサートでした。

お客様に入っていただくコンサートですので当然BGMも必要になってきます。そこで前日の晩に何かいいものはないかなーとCDをごそごそを探っていると、10年ほど前にスマッシュヒットしたダンス音楽のCDを見つけました。これはいいな〜と思い、手に取り、本日会場まで持参したわけです。

そのCD自体は何度も何度も聞いたことがありますし、曲ももちろん知っています。

自分自身も好きなものですし、きっと皆さんが懐かしがってくるんじゃないかなと思ってニヤニヤしながら持っていったのですが、実際にコンサート会場でそのCDをかけてみたところなんともあわないんですよね。

うまく言葉で言い表せないのですが、その場の雰囲気とその音楽とがうまくマッチしない、そんな感じを受けました。

ですので残念ながら今日はそのCDではなく別の音源をかけてBGMとさせてもらいました。こういうことって結構あるんですよね。

例えば幼稚園にミニコンサートで伺う時のBGMに、デスメタルのような激しい音楽を持っていくというのはご法度だと思います。

クラシックのピアノのコンサートの休憩時間に流すために歌が入っているポップスっていうのもちょっと違いますよね。

じゃあ何がいいのかなといいますと、これは答えがないんです。

BGMの役割

BGMって、主に音響担当者の趣味やスキルにもよる部分が多いと思うのですが、その場にいて心地良い音楽が書けることができればベストなんだと思います。

先日、野外で行わたあるイベントに音響の仕事で伺わせてもらったことがありました。その時は割と長い時間BGMをかけっぱなしにする時間がありました。

そこで少〜し古いダンス音楽を中心にセレクトしてかけていたのですが、あるお店の方がその音楽に合わせて軽くリズム取ってくれていたんです。なんだかそれがとっても嬉しくて。

自分が選んだ曲で楽しんでくれているっていうのが伝わってきたんですよね（これってDJの人たち感じる喜びなのかもしれないですけどね）。

それがきっかけとなってBGM選びっていうのは結構慎重にやるようになりました。

何でも良いと言えば何でも良いのですが、実際にはなんでも良くないんですよね。

やっぱり誰に聞いてもらいたいものなのか、どういう場所で使うものなのか、そういうのをじっくりじっくり考えていくようにしています。

しかし今日のミスマッチは残念でした。またリベンジしたいと思います！

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