お坊さんのうんちくで納得。プロの意見、プロの説明。

   

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!

今日は親戚の法事がありまして、仕事を一日お休みして三重県まで行ってまいりました。
法事と言ってもごくごく一般的な形で、特別なことがあるわけではなく、お寺に行ったり、お墓に行ったりウロウロした一日でした。
その中でなるほどなーと思ったことがあったんです。

 

うんちく

 

今日来られたお坊さんはわりとおしゃべりの方でして、お経以外にも諸々の説明が結構細かくあったんです。

例えば、お墓へお参りするときには、入り口に祀られているお地蔵さんにも先にお参りをしてから行くべきなんですよ、なぜなら…とか、お焼香の手順はこのようにするのがいいんですよ、なぜなら…とか。

まぁそばで聞いてるとちょっと説教臭く感じたかもしれないのですが、個人的にはとても勉強になりましたし、そうやってプロから説明してもらうことで、納得感が違うんですよね。

そして、プロ(お坊さん)に対しての意識もぜんぜん違うものになっていたように思います。

 

わかっているだろうという思い込み

 

先日ピアノをお探しのお客様にいろいろ説明をしなければいけないという状況がありました。

ピアノというのはしょっちゅう買い換えるようなものではありません。選ぶ基準、置き場所、運び方など一から十まできちんと説明しないといけないことが多いんです。

しかしどうしても、これぐらいわかっているだろうと思ってしまっている部分が出てしまうのか、きっちりお伝えしきれない事も少なくありません。

例えばピアノの背の高さって一体どういう意味があるのか、ピアノの音量ってどれくらいうるさいのか、音に対する配慮って必要なのか、などなど。
ピアノを家に置くということで発生するであろういろいろな疑問にすべてお答えすることが出来るというのがいちばん大切なことのはずなのに、それが(全部ではありませんが)抜けてしまうことが多々あります。

お客様が少々わかっていなくてもある程度乱暴に話をすすめることで事務的に仕事をやっつけることは出来ます。でも、色々とお話をした上で「なぜそうなのか」ということをきっちりきっちり説明していくことの方がもっともっと大切なんだろうなと思うんです。

特に今日の法事なんかは非日常のことだらけ、わからないことだらけですもんね。ある意味ピアノに似ているかもーなんて思っていました。

 

もちろん宗派やお寺によって考え方は様々ですので、その方の言われたことが100点とは思えませんが、それでも何かしらのガイドにはなるわけですし、そのお話でこうやって感銘を受けた人がいるわけですし(笑)

やはりプロの説明というのはとってもとっても役に立つんだなと思った次第です。

少々知識のひけらかしに思われるかもしれませんが、最終的にはそのことでお客様が納得していただけるのであれば、聞いてよかったなと思ってもらえるのであれば、ぼくもプロとしてこういう説明やお話をきっちりしていかないといけないんだなと思ったわけです。

というわけで、色んなお話していこうキャンペーンにしていきます!(笑)

 

 

 

 

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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