地域の新年会で学んだ「質問をする」って上級なことなんだということ
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
今日は地域の新年会でした。
コミュニティ
生まれた時からずーっと長く育った地域ですので隣近所はもちろん、参加している全員が全員みんな知っているわけです。
みんながみんな家族ぐるみと言おうか、全部筒抜けというか、まぁ田舎のコミュニティなんてそんなもんですよね。
そんな地域との繋がりの場に、うちは諸々の事情で10年ぐらい前からぼくが出席しております。どこの地域でも同じだと思うのですが、30代や40代でこういう会に出席するということは、当然一番若手になります。
ま、若手だからと言って無茶なことを要求されたり扱いが悪いとかそういう謎の体育会系みたいなことは全くなく、それなりにちゃんと扱ってもらえるので居心地の悪さなんてのは皆無。これも地域性なんでしょうね。
質問
そんな新年会の最中の話。
隣に座った15歳くらい上のおっちゃんが結構いろいろお話ししてくれるんです。
駅前の居酒屋さんでどこに行ったらいいのか、あの店ってどうなの?、あそこに行ってよかったよ、etc。
まぁ基本的に飲み屋さんのお話なんですが(笑)、一方的にお話をしてくれるのではなくて、いろんなことを質問してくれたんです。
もちろんその辺りのお話は得意な方なので、知っている限りの情報を伝えてあげようとこちらもがんばるわけです。
ほんの小一時間ほどの会話ではありましたが、こうやって世代に隔たりがあっても会話のキャッチボールが成り立ったというのは、ぼくのコミュニケーション能力ではなく、おっちゃんの質問力が秀でてたんだろうなぁと思い返したわけです。
なすび
その昔、会話の際に便利に使える「なすび」を教えてもらったことがあります。
な なるほど!
す すごいですね!
び びっくりです(おどろきです)!
これっておそらくスナックなんかで使われる常套手段なのかもしれないですが、意識して使うようにすると話が前に転がるんですね。
ただ、話を長引かせることや転がすことが目的であればそれでもいいのかもしれませんが、お互いにこの話の時間をもっともっと有益にしたいと思うと、この「なすび」ではちょっと役不足かもしれません。
そういう時こそ、もっと話をしている相手(や相手の仕事や環境など)に興味を持って、その場その場に適した質問をしていくことが、ベターなんだと思います。
生徒さんとでも
たとえばレッスン前後の音楽教室の生徒さんたちとなんでもない会話を交わしている時も同じですね。
子供さんではありますが、彼や彼女たちのことに興味を持っているんだよということを思いっきり表現していろいろ聞いていくと、がんばって答えてくれます。
自分自身が今日のなんでもない会話で思ったように、そういう働きかけで会話が楽しかったと思ってもらえることってとっても大事ですよね。
レッスンはもちろん大切ですが、そういうなんでもない会話こそが実は思っている以上に大切なのかもしれないなと思った、今日の新年会の1シーンでした。
うん、日々勉強。質問上手にできるようになろうっと。
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