「その動画、見られて終わり」になってませんか?

   

こんにちは。平瀬楽器のヒラセトモキです。

今日は「動画って、見てもらうだけで満足してませんか?」
というお話です。

最近よく見かける、企業による“面白動画”。
クスッと笑えて楽しいものも多いですが、見終わったあとに思うことがあります。

「で、この会社って何の会社だったっけ?」

動画には“役割”がある

ビジネスで動画を使うなら、ただ見られるだけではもったいない。
ぼくは動画には大きく3つの役割があると思っています。

① 悩み解決の動画

たとえば商品の説明や豆知識、使い方解説など。
「この人に聞けばわかる」と思ってもらうことが、
信頼の第一歩になります。

② 信頼構築の動画

お店の雰囲気やスタッフの様子、レッスン風景など。
“人となり”や“会社の空気感”を伝えることで、安心感を生みます。

③ ファン化の動画

ちょっとしたユーモアや共感要素のある内容。
スタッフの個性やちょっとした笑いで、見てくれる人との距離が縮まります。

そして「次の行動」へ

3つのどの動画にも共通する大事なポイント。
それは…

見たあとに、何をしてもらいたいか?を明確にすること。

  • 商品紹介なら購入ページへ

  • レッスン風景なら体験レッスンの案内へ

  • 面白動画なら他の動画への導線へ

「次どうする?」が見えていないと、見た人の行動にはつながりません。

目的をもって動画を作ろう

自分の会社はどう見られたいのか。
「信頼されたい?」「親しみを持ってもらいたい?」
まずはゴールを決めることが大切です。

そして、そのためにどんな動画が必要なのか。
計画的に設計していくことで、発信のブレがなくなっていきます。

誰に、何を、どう伝えて、どう動いてほしいのか?

この問いを忘れずに、動画を作っていけたらと思います。

The following two tabs change content below.
1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

 - 動画, MORNING NOTE