レッスンはいつから始めるべき?おじいさんの一歩が教えてくれたこと

   

vol.2243

三田市と神戸市北区のピアノ教室・音楽教室 平瀬楽器の
ヒラセトモキです。
おはようございます!

昨日、「ピティナ・ピアノステップ 三田春季地区」がありました。

ちょうどお昼休憩くらいの時間帯に
受付にいたのですが、
そのときに面白いことがありました。

 

あるおじいさんがふらっとやってこられまして
「今日はなにをやっているの?」と尋ねられました。

「今日はピアノのコンクールをやっています」

と答えたら、
そのおじいさんはこう言いました。

 

「じいさんでも楽しめるかな?」

 

「ピアノの音楽が嫌いな人以外は楽しめるんじゃないですか?」
とお答えしたところ、
おじいさんはホールの中に入られました。

 

途中何度かお席に座ってらっしゃる姿を
見かけていたので、
きっとある程度長時間ピアノを楽しんで
いただけたのではないかな〜と思っています。

 

 

人ってある程度年令を重ねると、
新しいことを知ったり挑戦したりする意欲が
なくなると言います。
またゼロから作り上げていくしんどさを
知っているからです。

でも、そこで一歩踏み出す勇気が
あるかないかって重要だと思うんです。

 

たとえば楽器を始めるためには、
できるかぎり早期のスタートが重要です。

 

若い頃から楽器に触れ、
基礎的な知識や技術を身につけることで、
将来的な成長の土台が築かれます。

 

しかし、ある程度年令を重ねてからでも
遅すぎることはないんです。

若い人とある程度年齢を重ねられた方では
習得する速度の差はあるかもしれませんが、
情熱という意味では同じラインなんですよね。

 

 

 

今回コンクールに紛れ込まれたおじいさんが
どうだったかはわかりませんが、

ひょんなことがきっかけだったとしても、
楽器や音楽に対して興味を持ってもらえたらうれしいです。

 

 

 

ぜひ、興味を持ったそのタイミングから
楽器のレッスンへのロケットスタートを
考えてみてください。

音楽、きっと楽しいですよ!

 

 


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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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