コンサートって円滑に進むのが当たり前?現場で勉強してきました!
2016/12/24
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
今日は吹奏楽のコンサートに行ってきました!
クリスマスコンサート
「行ってきました」と書きましたが聞きに行ったのではなく、厳密には「やりにいった」という感じ。
そうです、実は古くから所属している市民吹奏楽団のコンサートだったんです。
毎年恒例のクリスマスのコンサートはファミリー向けの選曲や企画などが好評で、たくさんのお客様が来られる定番のコンサートになっています。
といっても日頃は仕事が忙しくなかなか練習にも顔出しできていない状況でして、今日も実は数カ月ぶり。こんな状態で演奏に関われるはずもなく、ステージマネジャーとしてコンサートの裏方をさせてもらいにいっていました。
ステージマネジャーってのは、コンサート全体の進行を司る役割です。
音楽面は音楽監督やコンサートマスターなど各リーダーが存在しますが、音楽面も含めたコンサート全体を見守る役目なんです。
たいていのコンサートで進行表は作られています。しかし、細かい部分に関しては演奏者側しか把握していないところもたくさんあります。それを本番当日に外部のホールスタッフの方々だけに任してしまうのはいささか不安です。
演奏が主体のクラシックのコンサートなら、日頃からたくさんの舞台を経験されているスタッフさんにおまかせしていても全く問題ないと思うのですが、舞台への出入りが多かったり、演奏以外の企画があったりするコンサートだと、やはり作っている側の人間が責任者としてついておくほうがホールの方々の安心感も違うわけなんです。
実際の業務は
といっても実際には、舞台袖で進行表をにらみながら時間を測り、各スタッフに細かく指示を出して…みたいなわけではなく、わりとのほほんと音楽を聞きながらスタッフさんとおしゃべりをしつつ、段取り的におかしなところとかだけチェックしていくという程度のお仕事です。
それでも、たくさんのお客様が来場されるコンサートですから、段取りがひとつ狂うだけで聞く態勢が乱れてきます。
たとえば暗転の時間が長くなるとお客様の集中力も下がってきますので、その演出どうにかならない?みたいなことをやっていくわけです。
経験を積ませてもらっています
でもそれっていつもの仕事じゃないの?趣味の場所で仕事をやってるやん!って思われるかもしれません。たしかにそれはそうです。この業務、日頃の仕事の延長線上でもあります。
しかし、実際には仕事の経験を積ませてもらっていると思って取り組んでいます。
たくさんの現場に関わらせてもらってはおりますが、大きなホールでの本番はそれほど多くはありません。ましてやたくさんの人が動く現場の経験もあまりありません。
なので、こういうコンサートはとても勉強になるんですよね。
お客様の動き、出演者の導線、照明や音響への指示出し、スタッフさんとのコミュニケーション、どれをとっても日頃の仕事に生きてくるんです。
円滑に回るのが当たり前のコンサートという現場ですから、今日一日バタバタ動いた仕事というのはなかなかお客様や出演者には伝わらないかもしれません。しかし、そういう裏方の役割の人がきちんと動くことコンサートがうまく回っていくんだと信じて取り組んでいます。
ま、なかなか練習に行けない罪滅ぼしっていう側面もあるのはあるんですけどね(笑)
でも、今日一日いい勉強をさせていただきました!
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