楽譜と数字とアナリーゼ

   

vol.2181

三田市と神戸市北区のピアノ教室・音楽教室 平瀬楽器の
ヒラセトモキです。
おはようございます!

4月から申し込みがはじまる
PTNAピアノコンペティション。

課題曲の楽譜と同時にアナリーゼ
というものが発売されています。

このアナリーゼとはなにかご存知でしょうか?

調べてみるとこんな意味だそうです。

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アナリーゼ【(ドイツ)Analyse】
読み方:あなりーぜ

音楽の諸要素について分析すること。アナリシス。
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先だって話を伺ったある経営者の方が
アナリーゼに似たニュアンスのことをおっしゃっていました。

売上の数字、経費の数字、いろんな数字があるけれど、
見方を変えることでいろんなことが見えてくる。

お客さん別、地域別、季節別で数字を見ると
いろんな見え方をしてくるんです。

数字は単なる数字ですが、
見方を変えるというのは重要なことなんでしょうね。

これと同じで、
楽譜って一般的にはドレミや音量の指示、
速度などが書かれているのですが、
実はそれ以外にも色んな情報が書かれています。

また、その曲の作者や時代背景から
読み取れる楽譜以外のこともたくさんあります。

楽譜って、パッと見た感じは単にドレミしか
見えないのですが、じっくり見ていくことで
色んなものが見えてくるんです。

単なる楽譜上の音だけを追って演奏しても
曲にはなるでしょう。
でもそれだけでは出せない深みや魅力の部分を
知ることや知ろうとする努力が大切なんでしょうね。

 


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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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