ご存知でしたか?とっても便利なCD-Rの功と罪

   

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!

最近CDって買いましたか?もっぱら借りて焼いちゃう派っていう方も多いんじゃないでしょうか?

 

CD-Rって便利!でも、、

 

※今日はCDを焼くのは違法ですよ~というような一般的なお話ではありません。

CD-Rを使ってらっしゃる方って多いと思うんですよね。CDをお店で借りてきてCD-Rに焼いてしまえばまるまるコピーできてとても便利です。また、大切に置いておきたいCDであれば、コピーしたものを日常に利用するというのはアリですよね。

しかし、とても便利なCD-Rでもちょっとした、いや結構大きな落とし穴があるのをご存知でしょうか?

 

壊れる危険性

 

実はCD-R(要は焼いたCD)を普通のコンポやCDプレーヤーなので使いまくると、コンポやCDプレーヤーが壊れることがあります。

一般的に売られているCDはプレスによって作られます。CD-Rは焼いて作ります。この生産の過程が違うので、読むこむべきデータの位置が若干違うらしく、データを読み出す部品が壊れる原因になっているらしいんです。

つまり、こうやって壊れてしまうとコンポやCDプレーヤーにCDを放り込んでも、くるくる回るだけで読み込みができなくなるんです。

 

これは実際ぼくらもよく目にする光景でして、ヤマハ音楽教室で使っているコンポなどは結構な頻度で壊れたりします。先生方も指導でCD-Rを使っているんですよね。

できれば原盤を使ってもらいたいのですが、教材をなくしたらまずいのでコピーして…というのは納得の理由ですから、なかなか仕方がないのかなと思っています。

こんな風に壊れたコンポは見た目は全く壊れていません。しかし全く役に立たないので修理するしか対応方法はありません。

 

大切なCDだから、というのは理由としてよくわかりますが、大切な機械を壊す危険性を考えればあんまりCD-Rに頼るのはどうかあぁと思ったりもしますよね。

 

イベント現場のCD-R

 

最近は音響のお仕事としてイベントで音を出す業務に携わらせていただくことがあります。

そういう時に出演者の方々が持ってこられるCDのほとんどはCD-Rです。

こういうイベントのときのCD-Rって、プレーヤーが壊れる・壊れないという怖さよりも、ちゃんと読み込みができるのかどうかという怖さがあります。

本番の日に預かったCDが読めなくて音が出ませんでした、では話にならないですもんね。でも、そういう怖さも伴っているんです、CD-Rって。

 

ネット音楽

 

世間ではApple MusicやSpotifyなどネット上での音楽サービスが増えてきています。それに伴いCDの売り上げは減っていっているようです。

しかし逆にCD-Rはどのご家庭にでもあると言っても過言ではないほどとてもよく普及しています。皆さん本当に気軽に扱ってらっしゃいますもんね。でも、便利な一方で機械に対するダメージという大きな大きな弊害があるということも知っておいてもらった方がいいかもしれません。

ビビらせるわけではありませんが、頭の隅に置いといてもらえれば。

 

 

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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