イベント開催における広報活動について その③ プレスリリース

   

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!

イベント行う際の広報活動についての第3回目は、印刷物やウェブ以外の広報について考えていきましょう。

 

メディアを使う

 

皆さんは広報活動という言葉を聞いて1番最初に思いつくものは何でしょうか?

やっぱり、新聞やテレビ、ラジオといったメディアではないかなと思います。

そういうものに露出することができれば、たくさんの人が目にするわけですから、きっと告知効果があるんじゃないかと思います。

 

しかし、テレビ・ラジオのCMや新聞の広告欄などに掲載しようと思うと結構な予算がかかりますよね。でも大丈夫。それ以外の方法でメディアを使う方法があるんです。

 

プレスリリース

 

プレスリリースという言葉を聞かれた事はあるんじゃないかなと思います。

これは言葉のまんま、プレスに対してリリースを送る、という作業になります。

 

全然触れたことがない方にとっては難しい行動のように思われるかもしれませんが、実はとても簡単。何かイベントを行うということをメディアの人たちにお知らせするだけ。うまくいけば、受け取った方がニュースとして取り上げてくれる場合もあります。

この場合はCMなどではありませんので費用は0。全くかかりません。

もちろん載せてもらえるという約束もありませんが、挑戦してみる価値はありますよね。

 

プレスリリースの作り方

 

プレスリリースは簡単に言うと、A4の紙1枚程度に行うイベントのことを詳しく書き、それらを新聞社やテレビの制作会社などにファックスもしくはメールで送るといったものです。

プレスリリースの体裁としてはいくつかのパターンがあると言われていますが、問題なのは中身であって見た目ではありません。

読んでくれた方にわかりやすく伝えるというあたりまえのポイントだけ押さえておけば、どのような書式でもいいんじゃないかなと思います。

 

気をつけないといけない事は、A4の用紙1枚程度に収めるということのみ。

いくら思いが強く詰まったイベントであっても、ものすごく長いファックスが届いたり、ものすごい文字数のメールが届いたりすると担当の方はきっと読んでくれません。

簡潔に、とにかく簡潔にまとめたものがあれば1番良いです。

 

プレスリリースに絶対載せなければいけないことはいわゆる5Wです。

いつ(日時)、だれが(出演者もしくは主催者)、どこで(場所)、どんなイベントが(内容)、なぜ開催されるのか(思い)。

これらをしっかりまとめて、そのままニュースの見出しになるようなタイトルを付けてファックスやメールで送ってみましょう。

もちろんそのプレスリリースには問い合わせ先(イベントを行う側)の電話番号や、ホームページのアドレスなども書いておいてくださいね。これを書き忘れるとダメですよ!(笑)

 

 

プレスリリースを代行してくれるような会社もあるようですが、東京のテレビ局に売り込むといったちょっとハードルの高い場合以外は、基本的には自分たちで十分やれる作業だと思います。

特に地元の新聞や地元のラジオ、地元のテレビ局などであれば人間関係を優先しますので、直接アタックしていくのも意外とアリかと思います。

 

先にも述べましたがプレスリリースをしたからといって取り上げてもらえるかどうかはわかりません。しかし、いくらFacebookの人口が増えているといっても、メディアの力は全然弱まっていません。もし取り上げてもらうことができれば、きっと少なくない反応が期待できますので、ぜひ一度取り組んでみてくださいね。

 

 

 

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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