楽譜の読み方講座のターゲットとニーズとこれからの問題点
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
みなさん、カラオケはお好きですか?お得意でしょうか?
カラオケと楽譜の関係
ちょうど忘年会シーズンですね。皆さんカラオケにはいかれるんじゃないでしょうか。
もうキライだから全然行かない!っていう方は意外と少ないんじゃないでしょうか?
歌って基本的にはCDやテレビで流れてくるものを耳で聞いて覚えますから楽譜が辞める必要は無いように思えますが、実際は楽譜が読めたほうがいいんです。
だって、耳で覚えた歌って細かいことがわからないんですよね。リズムであるとか、音量の大小であるとか。実際の歌手が歌ってるように表現をしていこうと思うと、やはり楽譜が必要なんです。読める必要があるんですよね。
共同企画
当店の隣にありますレコードショップひらせは演歌とカラオケの専門店です。
お客様はカラオケがお好きな方ばかりなんですが、ご多分にもれず楽譜が読める方というのは少ないんです。
そこで、当店との共同企画ということで、【楽譜の読み方講座】というのを何度か開催しました。
どんなことをするのかといいますと、もういわゆるヤマハ音楽教室に通う幼稚園児の子がやるような初歩の初歩の初歩という感じ。
しかし、対象となる受講生さんはおとなの方、それも結構ご高齢の方ばかりですので、子供すぎてバカにしているような感じにならないかという事と、難しい専門用語はなるべく使わないように、ということを意識して講座を組み立ててみました。はい、そうなんです。実はぼくが講師を務めたわけです。
中身はこんな感じ
前半は4分音符、8分音符、16部音符などの音符の種類や、タイやスラー、アクセントなどの楽譜の記号を勉強し、後半にはリズムを身体で感じてもらうために うん・たん・たん・うん みたいに、手で打ってリズムの勉強しました。
最後には課題曲の難しそうな箇所を一緒に確認しながら楽譜を読むという時間も取りました。
一応わかりやすく簡単で、そして最低限の知識をお伝えしようということで組み立てたつもりなのですが、数回行った結果は「わかるけどやっぱり難しい」という感想をいただきました。
もっともっと簡単にしなければいけないのかという反省と、そこまで難しいことをしなくても良いのではないかな、という反省が重なり、結局新しい形での楽譜の読み方講座はまだ出来上がっていません。
しかしカラオケを歌うために楽譜が読める方が良いというのは絶対的な真実ですので、途中であきらめることなく、もっともっとわかりやすく伝わるような講座を組み立てていきたいなと考えています。
これにはいろんな方のご意見が必要です。また、単発ではありますが楽譜の読み方講座を開催していくと思いますので、楽譜が読めるようになりたいという方はぜひご参加ください。
で、いろんな意見をいただければと思います。そのご意見を元にブラッシュアップして、もっともっと良い講座を作っていきたいなと思っています。
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