人とモノの配置を考える
vol.2071
平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
—
先だって地元では夏祭りが開催されました。
我々はある小さな会場の音楽イベントの
音響を担当させていただいていたのですが、
そこでのお客様の動きを見ていて
感じたことがあったんです。
そこは20メートル四方くらいの
ある程度仕切られた空間でした。
小さなステージとお客様のいるスペース、
それと飲食店の臨時店舗がいくつか出ていました。
イベントの最初はゆったりしていたのですが、
時間が経つにつれてお客様が増えていき、
飲食店の列に並んでいるお客さんが、
ライブを聞くお客様のスペースに入り込んでしまい
ぐちゃぐちゃになってしまっていました。
これ、実はよくある話なんですよね。
デザインという言葉が正しいかどうかわかりませんが、
イベントってデザインが必要だと思うんです。
イベントのスペースに何をどんなふうに配置するのか。
それを置くことでお客さんの動きがどうなるのか。
それを事前にシミュレーション
出来ているか出来ていないかで
結果が大きく変わってきます。
今回は屋外ライブでしたが、
ホールでのコンサートでも同じ。
お客様が入場から席につくまで。
演奏会が終わってからホールを出るまで。
どのような手順・道順で動くのかを考え、
その上で人やモノの配置を
考えることが重要です。
これ、意外と盲点だったりします。
イベントを作る人は、
ヒトの動線とデザインは意識してくださいね!
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