イベントスタッフの適正人数?

   

vol.1966

平瀬楽器のヒラセトモキです。

おはようございます!

平瀬楽器の発表会は年間に
大小含めて15~16回くらい。

だいたい月に1~1.5回って感じの
ペースなんですが、
これだけやっていると当然「慣れ」が生じます。

 

慣れがいい形で発揮できるのは
少人数で動ける事です。

 

普通の発表会の場合、

慣れてない方たちでしたら
10人ぐらい配置するところを

我々は4人いれば十分という感じです。

 

大きめのイベントだったとしても、
10人もいれば十分動けるはずです。

でもこの慣れが邪魔することも
あるんですよね。

 

 

 

例えばピアノの発表会の場合、
少人数での運営だと
どうしても仕事が固定しがちです。

 

この仕事はこの人、という感じに
仕事に人がついてしまう
イメージが定着してしまいがちなんです。

 

なので、新しいスタッフの
育成が難しくなるわけです。

 

これを打破するためには、
1人でも2人でも余分に現場に連れて行って
経験させることが大事なんですよね。

 

テキパキ働く受付だって
噛まずに喋る司会だって
最初はみんな初心者です。

何もないところから始めて、
一生懸命こなすことで
上手になっていくんです。

 

 

だとしたら、
その人じゃないとできない仕事なんて
そもそも存在しないはずなんですが、

慣れて動いている姿を見ると
どうしてもその人じゃなきゃできない
と思いがちです。

 

でも、そんなことは全然ないんです。

どんどん新しい人に経験を
させないといけないと思っています。

 

 

細かい打ち合わせをすることなく、
現場の判断で進めることができる
というのは慣れがもたらしてくれる
大きなポイントだと思います。

 

もちろん正しい判断をしている
というのが条件にはなりますが、

いちいちこれはどうしたら?と
誰かに判断を仰いでいるようでは
イベントは進みません。

 

やはりこの辺りは
ある程度の熟練度が必要なのかなぁと
思います。

 

 

 

イベント運営のための適正人数は
どれくらいなのかという話はよくありますが、
個人的には最低人数× 1.5倍ぐらいかな
と思っています。

 

+0.5の部分は将来のための投資、
と割り切って配置できればいいですよね。

 

いろんな形のイベントがあると思いますが、
このあたりはおそらく共通項目だと思います。

今後イベントされる方は
参考にしてくださいね!

 


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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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