便利なものにはご注意を!

   

vol.1958

平瀬楽器のヒラセトモキです。

おはようございます!

昨日、あるお得意の会社さんからの
ヘルプ要請を受け伺ってまいりました。

そこはセミナーとかを行っている会社で、
日常的に使っているマイクが
調子が悪いことが多く悩まれていました。

 

そこで電気屋さんで売っているほど
安価ではないけれど、
しっかり安心して使ってもらえるマイクを
選ばせていただき、
納入させていただき、
結果として連続して2機種ほど
ご用命をいただきました。

 

で、ヘルプというのは
そのマイクの調子が悪い。使えない。
といったもの。

 

こういうときって
いくつか症状を想定してから
お伺いするんですが、
行ってみたらビンゴ!大正解でした(笑)

こういうときって嬉しいですよね。

 

 

結論から言うと、
ワイヤレスマイクと受信機の
チャンネルが違ってしまっていた
という単純な理由だったんですが、
そんなのわかりませんよねぇ。

 

 

 

カラオケが一般的になり、
マイクといえばワイヤレスマイクのことを
指すくらいポピュラーなものになりました。

 

ケーブルがついているマイクだと
なにかトラブルが起こっても
原因が見えやすいのですが、

ワイヤレスの場合は
どこで何が起きているか
見えにくいのが困ったところ。

 

仮に音が出ないとなった場合、
ケーブル付きのマイクだと、

1.ケーブルを疑う
2.マイクを疑う
3.アンプを疑う

この3つでだいたい終了なんですが、
ワイヤレスとなると
いろんな事象が絡み合って
そう単純ではいかなくなります。

 

また、今は皆さんスマホを
持っていますから、
その電波での干渉も起こりえますし、
Wi-Fiの電波での不具合なんてのも
良くあるパターンなんです。

 

ついつい便利だからと
ワイヤレスマイクを
求められる方が多いのですが、

我々が音響業務の際は
できればケーブル付きの
マイクを使うのは
こういった理由があるからなんです。

 

ワイヤレスマイク、
便利な裏には
ちょっと不便なこともある
というのを知っておいてくださいね!

 

 

 


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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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