傷まないケーブルの巻き方

   

vol.1905

平瀬楽器のヒラセトモキです。

おはようございます!

以前某スタジオで、
これからスタジオを使っていこう
という初心者の方対象の
「スタジオ講座」なる企画を
定期的に開催させていただいていました。

 

アンプの使い方、
マイクの扱い方などなどを
お話するんですが、

ケーブルの巻き方だけは
受講者参加企画として
一緒にやってもらっていて、
割と好評だんたんです。

 

 

 

音響ケーブルに限らず、
LANでもUSBでも電源の延長でも、
いわゆるケーブル類は
すべて断線したら終わり。

しかもその断線は
表から見えないので厄介なんです。

じゃあそのケーブル類って
どうやって片付けしていますか?

 

 

意外と多いのが
縄跳びのヒモのように
ぎゅっとしばってしまうやりかた。

 

でも、これだとケーブルに
負担がかかりますので、
もっとも断線の危険性が高いんです。

絶対オススメしたくない結び方です。

 

 

次に多いのが
キャンプのときに使うロープや
消防のホースを巻くかのように
肩や腕を使って一方向に巻くやり方。
見た感じきれいに巻けるんですが、
同じ方向に巻くことで
巻きぐせが付いてしまい、
これもまた断線の恐れがあります。

 

 

 

スタジオ講座でお教えしていたのは
「8の字巻」という巻き方。
音響ケーブルを片付けるのに
最もポピュラーな巻き方です。
我々も一番最初は
この8の字巻きから教わりました。

 

これさえ覚えていれば、
音響ケーブルだけじゃなく、
こたつや掃除機の電源コードでも
断線を恐れることなく片付けれますし、

スマホで使うヘッドホンだって
8の字巻きなら絡まるリスクも
少なくなります。

 

 

知っているか知っていないかで
快適さがぜんぜん違うので、
ぜひ8の字巻きを覚えてほしいです(^^)

 


平瀬楽器では現在ヤマハ音楽教室入会スペシャルキャンペーンを実施中!
詳しくはこちらのリンクをご覧ください!

The following two tabs change content below.
1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

 - 楽器のこと, 楽器修理