ピアノに湿気は大敵です!でもね。。。
vol.1868
平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
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ピアノに湿気は大敵!
日本は湿気大国だから乾燥剤は必須!
ピアノをお持ちの方や
これからピアノを購入しようと
お考えの方は、
これ系のお話は
耳にタコが出来るくらい
聞かれていると思います。
もちろんこれはこれで正しいんですが、
実はちょっと一方的と言うか
断片的なんですよね。
先日某公共施設の
アップライトピアノの
調律に伺いました。
そこにはその施設が立てられた
20年ほど前に同時購入された
2台のアップライトピアノが
それぞれの部屋に置かれているのですが、
その2台のピアノの状態が
明確に違うんです。
ひとつは割と広い部屋に
置かれているピアノ。
これは使用頻度はそこそこ。
もちろん1年経っているので
調律はくるっているんですが、
まぁこんなもんかなぁという感じ。
もうひとつは
狭い部屋に置かれているピアノ。
ここはかなり使用頻度が高く、
よく弾かれているみたい。
それに伴って調律も結構くるってます。
ただそれ以上に気になるのは
タッチのおかしさでした。
実は、湿気はたしかに
ピアノにとって大敵なんですが、
それと同じかそれ以上に
気をつけないといけないのは
乾燥なんです。
先程のアップライトピアノでいうと、
狭い部屋に置かれているピアノは
確実に過乾燥状態。
おそらく部屋が狭くて
空調がよく効くんだと思います。
乾燥が進むと
木材は痩せ、
ネジ類にゆるみが生じてきます。
タッチは異常に軽くなり、
調律もくるいやすくなります。
このままもっとひどくなると
外装部分にヒビが入ったり、
木材に割れが生じたりします。
湿度は乾燥剤を使う等で
なんとかなることも多いのですが、
実は乾燥は対策が
なかなか大変なんです。
最近特に湿度に対して
意識を持っていただける方が
増えているのはとても嬉しいのですが、
同じくらいかそれ以上に
乾燥に対しても意識してもらうと、
もっとピアノの状態は
良くなるんじゃないかなぁと思うわけです。
さて、あの過乾燥のピアノ、
どう対処したものかなぁ。
少し悩むことにします。
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