ピアノの弦が切れたらどうするの?

      2021/12/29

vol.1830

おはようございます!
平瀬楽器のヒラセトモキです。

 

 

 

今朝はいつもお世話になっている
某ホールから急遽の呼び出しがあり、
伺ってきました。

 

何があったのかというと、
グランドピアノの弦が切れたとのこと。

 

ピアノの弦って切らない人は一生切らないですが、
切る人は切っちゃうんですよね〜。

 

なので実は我々にとっては
断線(弦が切れることをこう言います)は
それほど珍しいことではないんです。

 

 

ピアノの弦って結構な力で弦を引っ張っています。

だいたい一本に付き90キロくらいの力で
引っ張られているそうです。

一台のピアノで約220〜230本くらいの弦が
張ってありますので、
ピアノ一台で約20トンの力がかかっている
といわれています。

 

そんな大きな力がかかっているピアノですので、
弦が一本切れると全体のバランスが崩れてしまいます。

なので、一度弦が切れたピアノは
その切れた周辺がまた切れやすくなりますし、
他の箇所でも断線が起こる可能性が高くなるんです。

 

 

これが切れる人はよく切っちゃう
という理由の一つです。

 

 

今日は早速断線修理をしてきましたが、
また断続的に起こらないかがちょっと心配。

 

もしお使いのピアノの弦が切れた場合は
なるべく早く修理依頼をしてくださいね!

 

 

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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