クリアするもの?

   

vol.1617

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。

おはようございます!

 

「あの曲、ええ曲やんね。
でもクリアした」

「次の曲も売れると思うわ。
クリアしたけど」

 

先日友人と流行りの詩の話を
したときにこんなやり取りが
ありました。

 

●クリア

 

その友人はカラオケが大好き。
ひとりカラオケをエンジョイ
しています。

 

どうやらそこで
今のヒットソングに
軒並み挑戦し、
マスターしていっているん
でしょう。

積極的だし、良いことですよね。

 

ただその時つかった
「クリア」という言葉に
少しだけ違和感を感じたんです。

それがなんだったのかなぁ
と考えていたのですが、
ようやく考えが
まとまりました。

 

 

●クリアするもの?

 

まず1つ目。

そもそも楽曲というものは
「クリアする」ものなのか、
ということ。

 

 

ポップスであれ
クラシックであれ、
基本はエンタテイメントです。

楽しむものです。

 

作曲家は自分の思いをぶつけて
その曲を作り、
誰かに聞いてもらっている
わけです。

 

なので、
「楽しかった」
「ウキウキした」
「感動した」
というのが感想の王道。

楽しんだら良いと
思うんです。

 

 

ということは、
この考えからいくと
楽曲は「クリアする」という
類のものではないと思います。

 

 

一方で2つ目。

お稽古という目線で見た場合、
曲の仕上がりというポイントは
必ずあります。

それを設定することで
目標ができ、
メリハリが生まれ、
それ自身がモチベーションになります。

 

 

特に幼少期のピアノレッスンの場合は、
一曲クリアしていくことで
レベルアップをはかるという
体系ができています。

 

なので、
仕上がったという意味での
「クリア」はアリなんですよねぇ。

 

 

●たのしめばOK

 

ま、結局のところ、
「クリア」でもなんでも
いいということです(笑)

 

楽しむ人もあれば、
挑む人もいる。

どちらであってもその曲自体を
楽しんでもらえればいいのかな、
と思います。

 

カラオケも楽器の練習も、
どっちもエンジョイしましょ!

 

 


 


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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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