プロだからリハーサルは不要？

vol.1610

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。

おはようございます！

昨日は市役所でのコンサートの
お仕事でした。

いつものこのコンサートは
クラシックの方がほとんどなのですが、
昨日はポピュラー。
ギターの弾き語りの人でした。

●市役所でのコンサート

市役所でのコンサートということで
市役所業務が終わるまでは
音出しができないのが
このコンサートの開催条件。

市役所業務が終わる17:30が
音出し解禁です。

そしてコンサートの本番も
17:30からなんです。
なかなかめちゃくちゃでしょ笑

いつものクラシックであれば
17:30音出し解禁で17:30開始でも
そんなに問題は無いのですが、
ポピュラーの場合はそうはいきません。

ボーカルとギターの音量を合わせ、
全体の音量を調整したりする
作業があります。

これをご理解いただけてなかったので
この時間が準備されていませんでした。

幸いなことに出演者の方が
大丈夫です大丈夫ですと
言ってくださったので
ほんの少しの調整ですみましたが、

本当だったらちゃんと
リハーサルの時間がいるんですよ、
と言う話を担当の方にしておきました。

●プロだから・アマチュアだから

プロだから・アマチュアだからと
言われることがあります。

プロだから打ち合わせしなくても
大丈夫でしょ、とか

アマチュアだから
しっかりリハーサルしなきゃいけないよね
とか。

でもね、これはそんなことないんです。

むしろプロだから
きちんとリハーサルをしないと
いけない場合もあります。

アマチュアだからリハーサルを
しなくても大丈夫、
っていうか、怖さを知らないってことも
あるかもしれません。

これを読んでいただいている方の中には
コンサートを企画したりする方も
あるかもしれません。

たいていはそういったコンサートは
主催の方の趣味嗜好によって
出し物が決まってきます。

クラシックが好きな方は
クラシックのコンサートを
企画されるでしょう。

で、当然ですが、
そのジャンルの中でのルールは
よくよくわかっていらっしゃると
思います。

しかし一度
そのジャンルから離れてしまうと
今までコレが普通だと思っていた
ルールが通用しなくなることが
多いです。

例えば今回のように
ポピュラーはわりときちんと
リハーサルが必要だという事を
理解していただけてなかった、みたいに。

これからはこういったお仕事を
いただいた際には、
もっと関わって、準備段階のお話も
しておくようにしなくちゃいけないですね。

より良いコンサートを作るために。

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