スキルアップのためには
vol.1484
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
先だって行いました配信コンサート。
コロナ禍で仕事がなくなった演奏家や、
発表の場所がなくなった人たちの
助けになればという思いで
自粛期間中に研究をし、
技術を高めていったという
ストーリーになっています。
これはもちろんウソでは無いのですが、
実際にはそれだけでは
なかなか研究量は足りません。
ではどうしていたかというと
細かなボランティアのような仕事を
やっていたんです。
●発表会で動画撮影
先週の土曜日、朝から晩まで
発表会を行いました。
全部で5回公演です。
時節柄集合写真は無しになりましたので、
少しでも皆さんの思い出に残るように
と客席からでは見えない横や後ろからの
ビデオ撮影を行い、
後日出演いただいた方に
ご覧いただけるようにしようと考えました。
でもただの記録映像では面白くないので、
2~3台のカメラを切り替えつつ、
ホールで録っていただいた
録音と重ね合わせ、
それっぽく見えるような映像を作りました。
特にこれに関しては料金は
いただいていませんので、
利益はありません。
ボランティアというわけではありませんが
まぁ半分ボランティアですね。
●裏の思惑
こういったことをすれば
確かに喜んでいただけるでしょう。
しかしその裏にはもうひとつ思惑が
ありまして。
こちらとしても動画を扱うスキルを
上げなきゃいけないので、
いわば練習台になってもらった形に
なるんです。
1日かけて5本の動画を一気に編集
したわけですので、
それなりに理解は高まりました。
もっともっとこれを練習していくことで
作業の効率も上がるでしょうし
質も上がっていくことでしょう。
やはり技術を上げるためには
量稽古が1番です。
●スキルアップのために
こんな感じで、
仕事にはならない仕事を
無理やり作ってスキルアップしていく
というのがぼくのやり方です。
無駄な動きのように見えますが、
誰かの役に立とうと思うと
それなりのレベルが必要です。
それなりのレベルのものを出すためには
研究開発の時間は絶対必要なわけです。
でもなかなかそんな時間って
確保できません。
そういったジレンマを取り除くために
このようなことをしています。
きっとこれは、いまプロフェッショナルだと
言われている人たちの多くが
通ってきた道なんじゃないかなと思います。
何でもかんでもボランティアと
いうわけにはいきませんし、
時間を確保するのは大変ですが、
そういう形でスキルアップをするのは
全然アリだと思います。
自分への投資だと思って
ぐっと食いしばる時間も必要なんでしょうね。
いやー、昨日は1日がんばりました!(笑)
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