ツェルニーと紙鍵盤

   

 

vol.1460

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。

おはようございます!
 

昨日店番をしていると、
少し高齢の男性が来店されました。

よーく見ると手にはツェルニー。
何かワケありのようです。

 

●楽譜が読めないんです

 

どうされましたか?と伺うと、
なんとも申し訳なさそうにもじもじ。

ようやく出てきた言葉は
ちょっとだけ意外な感じでした。

 

「実は、楽譜があまりきちんと読めなくて、
鍵盤の位置と音がわからないんです。
ちょっとだけ教えてもらえませんか?」

 

どうやらお話を伺っていると、
娘さんのために昔に買われたピアノが
ずっと放置されており、
件の自粛期間中に外にも出れないので
ちょっと触ってみようと思い立ち、
古い楽譜を出してきたとの事。
手にもたれているツェルニーは
娘さんが使われていたものなのでしょうか。
結構年季の入ったものでした。

そこにご自身でドレミと読み方を書き、
練習をされているようです。

 

それだけにとどまらず、88鍵分の紙鍵盤を作り、
どこがドの音だというの書かれているんです。
すごい努力!

 

●ステレオタイプ

 

少し年齢を重ねられた、特に男性の方は、
こういった形や理屈を
重視されるような傾向にあると思います。
興味を持たれた音楽への
アプローチ方法は、
どんな形であってもいいと思うんです。

 

なんだかこのお客様のやり方が、
年代にも相まって、
本当にステレオタイプだなぁと
ほほえましく感じてしまいました。

 

 

お話を終えて出ていかれたのですが、
そのままの足でストリートピアノの
ところへ行き、

早速楽譜を広げ、
音の位置を確認されていました。

 

聞くは一時の恥、聞かのは一生の恥
と言いますが、
こういうことをずーっと
実践されてきたんだろうなぁと思うと
頭が下がる思いです。

 

いくつになってもチャレンジができる。

そういうことを教えてもらった
背中でした。

 

 


 

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。

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