喜劇は終わった!
vol.1440
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
「諸君拍手したまえ 喜劇は終わった」
これ、誰のいつ発した言葉かご存知ですか?
●ラジオで聞いた話
この言葉は大作曲家ベートーヴェンが
亡くなる直前に発した言葉なんだそうです。
ベートーヴェンにとっては人生そのものが
喜劇、オペラ、音楽だったんですね。
とっても興味深い言葉だなぁと思いました。
実はこれ、ある日のラジオで喋っていたのを
たまたま聞いていたんです。
なんの番組だったのかはわからなかったのですが、
ベートーヴェンの生活スタイルや作曲の形にまで
言及していて、
非常に興味深い番組でした。
中でも有名な第九の楽譜の作りと
ベートーヴェンの思いがクロスする部分なんかは
普通のAMラジオで話していた割には
とってもアカデミックな内容でした。
●音楽・文化・人の気持ち
作曲家は何らかの思いを持って
その曲を作るのですが、
その曲を作るベースにはその人の
生活があります。その国の文化があります。
たとえば昔の日本だと
土間で暮らす高温多湿の生活スタイル。
ヨーロッパのように石畳で湿気がない
カラッとした空気感とは全く違う世界観です。
その両極端な2つの国で作られた音楽が
同じ音がするわけがありません。
音楽を奏でるというのは
楽譜に乗っている音符を追いかけるだけではなく、
こういうことを理解しておくと
もっと楽しめるし、深めることも出来るんですよね。
それは聞く方も同じ。
知っておくことで楽しめる幅が
広がるのであれば、
積極的にいろんなことを知るようにするのも
いいかもしれません。
音楽の楽しみ方は一通りではありません。
もっと深く楽しめる方法を色々探りましょうね!
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