今と未来をバランスよく

vol.1350

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。

おはようございます！

 
皆さんの身の回りでは
コロナの影響はいかがでしょうか？

ご多分に漏れず、うちの会社も
なかなかの大打撃を受けている
最中です。

もちろんそれに対応することも
やっているんですが、
大切なのはそこじゃないと
思っています。

●次のメロディ、次の楽章

吹奏楽やオーケストラは
いろいろな楽器があつまって
合奏をしています。

楽器によっては全然目立たない曲も
ありますし、むちゃくちゃ目立つ曲もあります。

簡単な曲もあれば難しい曲もあります。

その曲のその場所だけを見ていると
目立つ・目立たない、
難しい・簡単というような
感覚しか生まれませんが、

その場所だけでは
曲は成り立ちません。

その一部分を過ぎたら
また別のメロディが出てきますし、
次の楽章がやってきます。

一曲終えたらまた次の曲も
待っています。

何がいいたいのかと言うと、
いま目の前のことだけをやっていては
音楽はできないということなんです。

●少し未来のことを考える

来年度の会社の方針を決める
経営指針書には、
10年後の姿を書くコーナーが
あります。

10年後にはこんな事になっているから、
5年後にはこんな感じ。
3年後にはこんな感じ。
1年後にはこんな感じ。

半年後にはこうなって、
1ヶ月後にはこんなふうに
なってないといけないよね、
という感じで逆算で未来を考えるんです。

音楽でいうと、
楽譜の最後は決まっています。

その最後の部分でバッチリ気持ちよく
終わるためには、
終盤の盛り上げ大事だよね、
真ん中では盛り上がっててほしいよね、
冒頭はこんな感じがベターだよね、
という計算が出来ます。

目の前のことだけをやっていたら
楽譜はどんどん進んでいってしまいます。

会社だって目の前のことだけ
一生懸命やっていたら、
新しい未来が描けません。

経営と音楽とは全く同じだ、
なんてお話をするつもりは
毛頭ありませんが、
似ている部分も少なからず
あるように思います。

いまのことは精一杯やりつつ、
未来に目を向けることのできる
バランス感って重要だと思います。

そんな人の育成にも音楽って
効くと思うんですよねぇ。

皆さんはどう思われますか？

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