コードネームであっという間に1曲マスターできる!

      2020/03/17

初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちは~♪
昨日に引き続き店頭で販売している本のご紹介です。

和音とコード

今回紹介するのは「両手になったらコードネームでひいちゃおう 1」

この本はずいぶん前から販売されているピアノのテキストですが
もしかしたらお子さま対象のピアノ教室ではあまり利用されていないかもしれません。

というのも「コードネーム」を利用したピアノのテキストだからです。

 

 
日本の音楽教育では主にクラシック曲をメインに進めている講師が多く
昔から「バイエル」や「ブルグミュラー」の「ツェルニー」といった作曲家の作った
教則本を使うことが多かったからです。

最近はぴあのどりーむやピアノランドという日本の作曲家が作った教本を使う先生も
多くなりましたが、その多くはコードという表現ではなく和音(複数の高さの違う音)
という表現を使っています。

 

 

日本語では和音、英語ではコードと言われるので同じ意味なんですが
和音で「ハ長調のⅠの和音」はドミソの位置を表し「ト長調のⅠの和音」はソシレの位置を表すことになります。
調性によって同じⅠの和音でも弾く鍵盤の位置が違うと言うことです。

 

でもコードネームは「C」と表現されると鍵盤のドミソの位置を弾くことが決まっていますので、
調性が変わってもドミソの位置を弾くときは「C」と表現されるのです。

ちょっと難しい表現になっているかもしれませんね。

おとなになれば理解しやすいコードネーム

子どものころからピアノを習った人はⅠ、Ⅱ、Ⅲの和音というものを自然と体で覚えてしまいますが、
大人になってピアノを学び始めた人はこの部分がなかなか覚えられず苦労している人が多いんです。
そこで大人になってからピアノを学びたい人におススメなのが「コードネーム」を利用したテキストです。
私自身がピアノを弾けないというのもあり、何とかできるだけ簡単に弾けるようになる方法はないのか、
そんな自分が気軽に始められるテキストはないのかなと常に気にしていました。

 
そんな中見つけた教本が「両手になったらコードネームでひいちゃおう 1」です。

 

 

 

実は表紙の端の方に「子供のためのコードネーム入門書」と書かれていますが
そんなのは中身を見れば全く気になりません。こどもにもわかる表現で書かれているというだけです。
むしろコードネームをきちんと覚えられるおとなの方が理解しやすいだろうなと思いました。

 

 
何か1曲弾けるようになりたいな~とお考えのおとなの皆さん!ぜひぜひ一度中身を見てください。

きっとあっという間に1曲2曲とマスターできますよ!

The following two tabs change content below.
三田で生まれ三田で育った三田っ子。平瀬楽器では主に教室の受付や販売を担当しています。実は発表会のアナウンスも頻繁に担当しています。2015年ヤマハスクールアドバイザー認定を受け、保護者の皆様からの様々なご相談をお伺いしています。 中学から始めたフルートとピッコロは現在も地元の吹奏楽団で続けています。

最新記事 by 平瀬 慶子 (全て見る)

 - 楽譜のこと