新しい取り組みにチャレンジしたところ

vol.1294

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます！

先週末は全国各地で色々なイベントが
予定されていたのですが、
コロナ騒動で流れてしまったところが
多かったようです。

かくいう平瀬楽器の
ヤマハ音楽教室発表会も同様で、
残念ながら延期という事に
なってしまいました。

そんな中、新たな取組を始めた
団体もあったようです。

●無観客コンサート

コンサートホールにお客さんを入れず、
ニコ生で無料生配信を実施したのは
東京交響楽団。

結果として生配信中に10万人以上の
視聴者を集めたんだそうです。

配信後には収録版も視聴できますので、
総視聴者数はものすごい数に
なることが予想されます。

また、大津のびわ湖ホールでは、
ワーグナーのオペラを
無観客上演＆Youtubeでライブ配信
されたそうです。

ＰＣやスマホ、タブレットでの
視聴者数は瞬間最大約2万人。
のべ20万人を超えたそうです。

ホールの収容人数の
何倍にもなる人数ですよね。
すごいですよね。

●怪我の功名

クラシックのコンサートなんて
お客さんが入らないから、

オペラは敷居が高いので集客が難しい、

って言っている業界関係者も多い中、
これらの取り組みは予想外の結果を
出してくれました。

コロナの影響で仕方ない選択だった
とはいえ、
今回は怪我の功名といえる形でしたよね。

では今回の結果を受けて、
これからのクラシックのコンサートは
生配信が当たり前になるのかというと、
きっとそうではありません。

音楽は音色や奏者の息づかいなど
実際に現場で体感しないと
伝わらない魅力があります。

その部分を大切にしつつ、
新しいことにも取り組んでいくことで、
新しいファン層の開拓も
出来るのかもしれません。

たとえば大相撲は毎場所テレビで
生中継をしていますが、
会場はたくさんの人で埋まっています。

それと同じように、
配信も会場も楽しめるような形が
実現できればベターですよね。

どうしても自粛や中止、延期という
暗いキーワードが飛び交いがちな毎日ですが、
久しぶりに良い話題でしたね。

配信でも音楽を楽しみましょう！

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