平瀬楽器お得意の鍵盤ハーモニカはクリーニング以外の修理もできるよという話
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
当店の専売特許(ではないのですが、そんな雰囲気になっていますね)の鍵盤ハーモニカのクリーニング。相変わらず色々なところからお声を掛けていただいているのですが、同時に「クリーニング以外の修理って出来ないの?」と言われることも結構あるんです。
修理
結論から言いますと、もちろん可能です。というか、得意科目です(笑)
たとえば鍵盤が折れてしまったとか、ウォーターキィがなくなったとか、なんかわかんないけど鍵盤が動かなくなったとか、妙に音痴になったとか。
一般的にこういう症状でしたら修理対応が可能です。
それに、鍵盤が折れた→新しい鍵盤を取り付ける、程度の作業でしたらパーツの交換だけですので時間も短く、費用もお安く修理することができます。
いま、本体の価格がどんどん上がっていっていますからね。修理で対応するのはとってもエコで良いことだと思います。
他の修理で多いのは、楽器本体の裏側にありますバンドの交換や、バンドをホールドしておく部分が壊れてしまった際の対応などもポピュラーな部類に入ります。
ビー玉事件
これまでに1番大変だった鍵盤ハーモニカの修理は、吹き口にビー玉が詰まったという珍事件でした。
これは修理というレベルではなく、ビー玉を排出するためにゴチゴチ殴るという非常に荒っぽい作業でした。
それでもなんとかかんとかビー玉を排出することができて一見落着ではありましたが、そもそもなんでこんなところにビー玉なんかが詰まってしまうんや!という話になり、結構盛り上がった作業でした。(これが結構ちょうどいいサイズなんですよね~。でも、くれぐれも詰めないでくださいね!)
修理って
キーボードやエレクトーンのような電子楽器の場合はパーツの交換がイコール修理なのですが、生の楽器の場合は壊れ方がケースバイケースなのでパーツの交換だけで済む場合もありますし、そもそもパーツの交換さえもせずに調整等で終わってしまう事もあります。ビー玉なんかはそんな感じですね。
当店は、日頃幼稚園や保育園の楽器のお手入れをさせていただくことが多いので、色々な楽器の色々な壊れ方を経験しています。正直言って、どうやったらこんなことになるんだろう?の連続です。でも、それをなんとかしていくのが我々のお仕事。少しずつスキルがついているんでしょうね。
それと、クリーニングのおかげで色々なメーカーの鍵盤ハーモニカを触っていますので、内部の構造も熟知できています。そういう意味でも、少々おかしな壊れ方でもなんとかなる可能性が高いです(笑)
というわけで、鍵盤ハーモニカに関してはクリーニング以外でも修理や調整をじゃんじゃん受付中でございます。もしお近くの楽器店で対応できない場合はクリーニング同様に全国どこからでも対応させていただきます。
何かおかしいな?ということがありましたらいつでもお気軽にお声がけくださいね!
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