便利グッズで楽譜が読める!
初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。
こんにちはー♪
初心者のおとなの方が最初にお聞きになること
楽譜って何?
「楽譜が読めないんですが大丈夫ですか?」
ピアノや楽器を始めたいと思ったときに一番不安に思われることだと思います。
では楽譜って何でしょうね。
楽譜 とは
歌曲や楽曲を一定の記号で書きしるしたもの。譜。
よく見かける楽譜は五本の線上に音符や記号などを配置して、速度や音の高さ、長さを表しています。
楽譜を読むためには各記号の意味や表示のルールを覚えておかないといけません。
楽譜上の音の高さを理解する。
ドレミの位置を覚えることが必要です。いわゆる「楽譜が読めない」と言う方は音符の高さがわからないとおっしゃることがほとんどです。パッと見て何の音かすぐにわかるようになるには時間がかかります。何度も楽譜をみる、慣れることが一番近道です。
毎日少しでいいので楽譜を見るようにすればなんとなくわかるようになってきます。
私が普段演奏しているフルートなどの高音部楽器の楽譜は「ト音記号」で書かれています。ですから普段から見てる「ト音記号」の楽譜はすぐに音がわかります。でも「ヘ音記号」で書かれた楽譜はドレミファソと数えないと音がわからないです。
ピアノを習うと早い段階から「ト音記号」と「ヘ音記号」が書かれた「大譜表」を見るのでどちらも比較的早く覚えられると思います。
色々な記号
実は音符の高さの次にとっても大切なことがあります。それは楽譜の進み方や演奏方法を表す記号などです。
歌には1番、2番の歌詞があるのでわかりやすいですが、楽譜になってしまうと繰り返し記号などを見落としてしまうことがあります。表示されたとおりに進まないと曲が変わってしまうことになります。演奏記号のタイ(二つの音を続けて演奏する)や短く切るスタッカートなどは楽譜によく出てきますので覚えやすいと思います。
♯(シャープ)や♭(フラット)は楽譜の最初についている場合と楽譜の途中で突然出てくる場合があります。
楽譜の最初に出てくる場合は曲の調子をあらわしています。明るい曲なのか暗い曲なのかがある程度判断できることも。
途中に出てくる♯や♭(臨時記号)は忘れるとメロディが気持ち悪くなりますので要注意です。
便利なファイル
最近は便利なグッズがたくさん!
↓このファイルは音名のドイツ音名CDEFGAH、日本語ハニホヘトイロ、イタリア語ドレミファソラシの表記や音符・休符の長さ、反復記号の進み方など基本が載っています。
続いて
↓こちらは調子についてわかりやすく書かれています。裏面には移調の時にわかりやすい表も。
以前は辞書を持ち歩いて調べていた音楽用語も、基本的なものは同様にファイルに印刷されたものが販売されているますので、いつでもそばに置いておくことができます。
便利なグッズとやさしい先生にしっかり教えてもらえば、苦手な楽譜を読むことも楽しく克服出来ますね。
楽譜が読めるようになるには、わからなくても「毎日楽譜を見る」を実行してください。きっと楽譜を見るのが楽しくなると同時に楽譜が読めるようになっています。
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