ライブラリアンって？

vol.1215

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます！

ついさっきのことなんですが、
こんなツイートを見つけましたので
思わずリツイートしてしまいました。

リスペクトの矢印がどこに向いているのか。こういうのってステキですよね！ https://t.co/dQJjubA9CN

— 三田市と神戸市北区の音楽教室・平瀬楽器【公式】 (@hirasegk) December 19, 2019

●ライブラリアン？

ライブラリアンってなかなか耳なじみのない
職業？役割？だと思います。

しかし、オーケストラの中では
ライブラリアンが非常に重要な役職なんです。

ライブラリアンの役目は楽譜や音源の管理です。

これだけ言ってしまうと単に雑用のように
聞こえるかもしれませんが、

その楽譜や音楽に対する深い造詣が
必要な事はもちろん、

幅広い知識やある程度の機動力がないと
誰にでもできる業務ではありません。

●楽譜は宝物

アマチュアの楽団の場合、
そもそもライブラリアンという役割が
ないことがほとんどだと思います。

日中に動ける人がコピー係を務める。
それくらいでしょうか。

しかし、楽譜というのはその楽団にとって
財産なわけです。

その財産の管理がきちんとできる人
というのは、楽団にとっても
非常に重要な位置づけのはず。

日ごろの演奏活動の中では
どうしても指揮者やソリストなどに
注目が集まりがちですが、

こういった下支えをしてくれる人たちに
対してスポットライトを当てることができる
というのはとてもステキなことだなぁと
思います。

●楽譜って

日頃練習をしていく中で
楽譜ってとっても大切です。

たくさん練習をして、書き込みをして、
真っ黒になっていった楽譜というのは
それだけで宝物です。

きっと年数を経て
その楽譜を見返したときに、
その頃のことを思い出す。
なーんてことがあるんじゃないでしょうか。

最近は大切な楽譜はそのまま保管して
コピーをして使うという方も
少なくありません。

それ自体は別に間違っているとは
言いませんが、
そもそも楽譜を持たずに
コピーだけで済ましてしまう
というのは絶対にNGだと思うんです。

楽譜は音楽が書いてある言語。

たしかにそれだけあれば
練習はできます。
コピーであっても練習はできます。

でも、それだけで本当に宝物と
いえるようなものにまで
昇華するのでしょうか？

やはりコピーではなく、
きちんとしたものを持って、
自分で大切に管理してこそ、
「大切な楽譜」と言えるのではないかな
と思います。

プロのオーケストラが
ライブラリアンに対して尊敬の念を
表しているのと同様に、

アマチュアの我々は楽譜に対しての
リスペクトをもっともっと
高めていかなきゃいけないなと
思ったツイートでした。

楽譜、大切にできてますか？
大切に扱っていきましょうね！

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