ばんのーではないけどかんそーざいを
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
ついに始まりましたねぇ。
なにがって?アレですよア・レ。
●梅雨入り
近畿地方が昨日梅雨入りしたそうです。
最近雨が多いなぁと思ってたら、
これだったんですね。
梅雨って言葉を聞くだけで
イヤーな気分になっちゃいます。ホントやだ。
この時期はどうしても雨が多く、
湿度が高い日が続きます。
当然ですが、木材をメインにして作られている
楽器の多くは湿度の影響で調子が悪くなります。
木材が湿気によって動くんですね。
湿気はいい場合に作用することもありますが、
大半は余計な方向に働きます。
湿度を感じたら除湿機を動かしてもらうとか、
部屋の空気の入れ替えを試みてもらうとか、
いろいろやってもらいたいのですが…。
●乾燥剤
ピアノの湿気対策として
おそらく最もポピュラーなのが乾燥剤。
まれお客様から調律のときに
「乾燥剤は入れなくていいんですか?」
的なことをおっしゃられることもあります。
乾燥剤は湿気を吸ってくれる便利なものです。
あればきっと役に立つでしょう。
でも、万能ではないんです。
乾燥剤を入れたからオールオッケー!とは
ならないわけなんです。
これはちょっと特異な例ですが、
数十年間ピアノの中に放置していた乾燥剤が
変質し、謎の液体を出しているピアノに
出会ったことがありました。
さすがにあれはちょっと気持ち悪かったです(^_^;)
●使いましょう
とはいえ、そんな例は本当にマレな話。
これからの近畿地方のように、
確実に湿度が高まるとわかっている時期に
乾燥剤は役にたってくれます。
こういう時期だからこそ、
乾燥剤は積極的に活用してもらってもいいと思います。
一応乾燥剤をピアノに入れるのは
調律師の役割ということになっています。
でも、消音などの機械が入っていないピアノだったら
入れるのは簡単です。
店頭スタッフにお尋ねいただければ
どこに入れるのかお教えしますので、
もしまだ乾燥剤入れてないよって方は
トライしてみてください。
梅雨の間も気持ちよく練習できるかもしれませんよ。
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