ワイヤレスマイクって実は…

   

vol.1751

世間はお盆休みに突入中ですね!
ゆっくりされていますでしょうか?

平瀬楽器のヒラセトモキです!

おはようございます!

カラオケボックスというものができて
約30年といわれています。

そのカラオケの進化とともに
ワイヤレスマイクも急激に普及しました。

 

今ではマイクといえば
ワイヤレスマイク、というイメージを
お持ちの方も多いのではないでしょうか。

 

しかしワイヤレスマイクって
実はリスクを伴うものなんですよね。

今日はそんなお話を。

 

 

●式典

 

昨日ある式典の音響業務に
伺ってきました。

先方からの依頼はワイヤレスマイク1本と
ワイヤードマイク(線付きマイク)を1本、
というリクエスト。

かなり軽装です。

 

 

音出しチェックを終え、
いざ本番となったタイミングで
スピーカーから雑音がざざざっと
聞こえてきました。

 

ハウリング??
と担当の方に言われたのですが
実はそれはハウリングではなく
何かの電波を受けている音だったんです。

 

 

●電波を受けるもの

 

ワイヤレスマイクというのは
音を電波で飛ばし、
電波で音を受ける機械です。

つまり構造的に
勝手にいろんな電波を拾ってしまう
可能性を秘めています。

 

 

例えば携帯電話の電波も
拾っちゃいますし
無線なんかも拾うことがあります。

 

以前はイベントの最中に
警察の無線が乱入してきた、
なんて笑えないこともありました。

 

今回はおそらく自動ドアの
センサーがらみのノイズ
だったんじゃないかなぁと思います。

 

 

●ワイヤレスってこわい

 

やっぱりこういうノイズがあるので
ワイヤレスマイクって正直怖いんです。
電波って目に見えません。
便利な半面、不安が結構大きいです。
しかし今はワイヤレスマイクが
一般的になった関係で
マイクというとワイヤレスマイク、
と思っている方が多いのが事実です。

 

 

こういったノイズの問題は、
普通のワイヤードマイクであれば
まず起こりません。

 

ですので、
不要ノイズを避けたいとか、
より良い音を求められるのであれば
普通のワイヤードマイクが
安心安全でオススメです。

 

ワイヤレスマイクって
ウロウロ出来て便利だけど
ちょっと不安な点もある
っていうのを覚えておいてくださいね!

 

 

 

 


 

平瀬楽器YouTubeチャンネル最新の動画

■ギター弦交換を依頼する際の注意点



 


楽器に関するちょっとした知識や
セール・お知らせなどを月に2〜3回
お届けします!

PCでご覧の方はこちらを クリックしてください♪

子供の楽器から大人の鍵盤楽器へと
進化した鍵盤ハーモニカの可能性に
触れてみませんか?
体験会参加者募集中です!


詳しくはこちらを
クリックしてください♪

鍵盤ハーモニカのクリーニングはこちらをご覧ください

The following two tabs change content below.
1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

 - マイク